ごーぐる部-「ゼロ(円)から始めるVJ生活」

初級者でWindowsなアニソンVJが自分なりにいろいろ書いた備忘録。Resolume/RekordboxLyric/OBSVJ等の記事が多めだと思います。

目次

目次的な記事です。

 

はじめに

このブログは主にWindows環境における各種ソフトの使い方を記したものになります。

近年だとアニクラ等かなりの割合のイベントでVJが必要になることが増えてきました。

また、2020年の配信ブームにより配信等でもDJ文化が発展してきており、VJをつけたいという声もちらほら聴かれるようになりました。

 

その一方でDJ人口の増加に対し、VJ人口が追いついていないのも事実でして、やはり「難しそう」「敷居が高そう」というのが理由でなかなか増えないみたいな現状がありました。実際、VJはじめるときには私も情報収集に苦戦したところはあります。特に初心者~中級者向けの情報は少なく、試行錯誤しながらいろいろやった覚えがあります。

 

そういった経験から立ち上げたのが当ブログです。せめてその最初のステップだけでもお手伝いしたい。専門家ではないのでまだわからないことも多いですが、「生徒目線で他の生徒のために書いたいい感じのノート」を目指していきます。文体が独特だったり読みにくいところもあるかもしれませんがみなさんの力になれば幸いです。

 

注意

・当ブログではアニクラVJとアニソンRemixVJを想定して記事を書いております。

クラブ領域に関してはアマチュアレベルを想定して書いています。

プロレベル、商業レベルでのVJに関しては記事を鵜呑みにしないほうがいい点も多々ありますので、あくまでに参考として読んでいただければ幸いです。

・使い方を広く知らせるというのもこういう情報ブログの役割ではあるのですが、まずは動かしてみる、それっぽい絵を出してみるという視点でいくつかの記事は書いてあります。わかりやすさのために例題的に書いてある記事もあり、これが正解というわけではないので、他の基礎ブログも参考にしてみてください。

 

 

1.VJ基礎関連

老若男女におすすめのとりあえず「始める」「これからはじめたい人」向けのシリーズ。

 

 

 

 

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

PCやMIDIコントローラーの選び方です。今のところ2022時点。

 

 

 


 

 

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ソフトの選び方です。無料や低価格ソフトについても。

 

 

 

 

打ち合わせについて。オーガナイザーさんや会場側の方も読んでもらえるとありがたいです。

 

視覚効果について。PCの初期設定として割と重要です

 

 

2.Resolume関連

愛着の湧きやすいVJソフトことResolumeの記事関連。実用中心です。

 

 

基礎操作・実用操作例系

Resolumeの実用操作を思いついた限り記したものです。

 

 

アニクラ系

PV原画等ある時向けのVJ方法(Spout等)についてです。

クラブミュージックよりアニクラで使いたい人向け。

 

制作物

Resolume向けのサンプルコンポジション、エフェクト等です。Resolume7向け。

 

 


その他ツール連携

 その他ツールを使ってResolumeを楽しくする方法が書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

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3.RekordboxVideo/Lyric/AWA

RekordBoxLyricに関する記事です。

RekordBox Lyricは2024年11月にサービス終了し、歌詞の取得ができない状態となっております。

(以前に取得した歌詞は投影可能)

この記事は残しておきますが、現在では同様の運用は不可能となります。

読み物としてお楽しみください。

 

基礎系

基礎的な操作方法はこちらを参照してください。

VJさんとの連携手順についても書いてあります。

 

 

 

Rekordbox Video

 

 

 

応用系

ちょっと凝った表現したい時などに読んでみてください。

 

 

 

配信系

RekordboxLyricを配信で使いたい人向けです。DJさんにも。

 

 

4.OBS Studio&VLC

無料、ノンロゴでシームレスな映像オペレーションをするためのシステムづくりについてです。また、OBSとVLCはResolumeと一緒に使っていろんなことができるのでResolumeユーザーにも。

 

 

  

 

 5.Virtual DJ

アニクラ勢にはおなじみVirtual DJの記事です。

キーボードマッピングや各種ソフトの連携など。

 

 

6.SynapseRack

 

SainaさんのVJソフト、SynapseRackに関する記事です。

4Layerまでなら無料、それ以上の機能でも12000円と比較的安価にVJを始める選択肢となります。

 

 

 

 

 

 

 

7.VDMX

 

当ブログではアニクラ向けのVDMXの記事も扱います。

クラブ関係はもっと詳しい人のを見てください。

 

 

 

 

i

8.その他

その他のソフトやハードについてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Youtubeチャンネル

ソフトの動作を動画で見たい人向けです。

基礎講座はこちらで。

 

★このページは気が向いたら更新します。

★記事リクエストや質問はTwitterでお願いします。

https://twitter.com/msbt_ss

★Discord等での相談にもおそらく乗れると思います。TwitterのDMを通してもらえればできるようにします。

NeonVJ -iPhone/iPadでお手軽曲名出し-

最近ですが、iOSのアプリでNeoN VJというアプリが出まして、結構ロックやJPOP、DIGの要素のあるパーティにいいかも!となりました。

 

特にオールジャンルミュージックイベントかつ曲の布教を目的としているイベントなどには結構プロジェクターに繋いで情報表示ツールとして使うことがかなり有効だと思います。

 

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VJがいなくても、事前にセトリを提出しなくても曲名が出るのは良い点です。

 

あと曲名が重要になるパーティとかもたまにあるので、そういうイベントでも有効かと思います。

 

概要

 

・要はShazamをいい感じのレイアウト&自動でプロジェクター等に出力するソフトです。

ネイティブモードにするともうAメロくらいで曲名をいい感じに自動で表示してくれるので爆速。

アートワークも出るし、DJ名やイベントロゴなんかも表示してくれます。

・プロジェクターがない会場やVJがいる場合でもiPadとかに導入して会場に置いとくと曲名表示サイネージとして機能するので結構みんな助かると思います。

・技術的にはNDI Scan ConverterVJミキサー・キャプチャなどで映像をVJで使用することも可能。

・Shazamを高性能にした作りなので、VJが音声から曲名を調べるのにも大活躍します。(Shazamのアプリよりもだいぶ高速で認識してくれます。)

 

特にアニソン以外のパーティにおいて、「曲情報」ってめちゃ重要だと思ってるので・・・

 

そしてクラブだとShazamをするときにお客さんの目線が下がってしまうのが難点で、これがあればプロジェクターにShazamが出せるので目線が下がらない!という状態にできるのはとても強いと思います。

 

NeoN VJ

NeoN VJ

  • hidenori yasumoto
  • ミュージック
  • ¥3,990

apps.apple.com

 

4990円(セール中は3990円)しますが、それだけの価値があると思います。

 

◆だいたいの使い方

 

起動してマイクを許可して開始を押すだけ。非常に簡単。横画面でも使えます。

 

 

 

細かい設定ですが、タップすると出てきます。

 

重要な設定としては楽曲認識設定とレイアウトがあります。

 

f:id:ino2408m:20260310231314p:image

 

 

楽曲認識設定「安定」「Shazamネイティブ」「カスタム」があります。

 

「安定」でも結構早いですが、「Shazamネイティブ」はさらに認識が早いのでお好みで好きな方を選んでください。曲が流れて3-4秒くらいで楽曲情報をつぎつぎ表示してくれます。

 

iPadやiPhoneで使用する場合はこれでもう終わりです。

 

◆レイアウトの変更

 

初期状態だと文字が大きくて縦配置だとすべて入り切らないので、文字の大きさを変更することができます。

 

上の「設定メニューをすべて表示する」をONにするとフォントの大きさなどをいじれるので、お好みで調整してください。

 

f:id:ino2408m:20260310231354p:image

 

powered by NeoN VJを表示させたくないときは、レイアウト設定の「コピーライト」の位置を−0にすると非表示にできます。

 



 

また、後述のPCに取り込むためにアートワークを表示させないようにもできます。

 

iPhoneやiPadを縦に使いたい場合、文字が入り切らないときがあるので必要に応じてフォントの大きさを調整するといいでしょう。

 

曲名は長いこともあるので、横レイアウトもオススメです。

 

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◆プロジェクターに投影したい

 

プロジェクターに投影したい場合は、ミラーリングケーブルかDigital AV アダプタを使います。

 

公式のものが望ましいですが、結構高いので、代替品でもいいと思います。

 

www.apple.com

www.apple.com

 

公式のもので8000~12000円くらいしますが、非公式の代替品なら2000円以内くらいであります。

 

使用は自己責任になりますが、安い類似品もあるのでそちらを使ってもいいと思います。

 

item.rakuten.co.jp

 

 

選び方のポイントとして、電源供給があるタイプの方が安定しています。そもそも長時間使用するので電源供給がないとすぐバッテリーが無くなると思うので・・・

 

このHDMIをプロジェクター等に設営し、「外部ディスプレイ自動表示」をONにすれば投影できるかと思います。

 

プロジェクターに投影するとこんな感じに映る上、設定中にも画面が写り込まないので、結構オススメです。

 

 

◆iPhone/iPadの設定

 

現状のverではiPhone/iPadがすぐロックされてしまうので、「自動ロック」をなしにしておくことを推奨します。

特に後述のNDI scan Convertorを使うときにはロック画面に戻ると通信が途切れることもあります。充電しながらロックしない設定で運用するのがいいかな?と思います

 

◆VJソフトで使いたい

 

①NDIを使う

 

公式でベータ版ですがNDIがサポートされました!一番気軽に運用できる方法かと思います。

 

ソースモード(NDI/HDMI)を有効にする[Beta]にし、

 

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「開始」を押すとNDIでNeoNVJの画面がVJソフトに取り込めます。

 

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ResolumeだとLOCALHOST(NeoN VJ)という名前なので、これをSourceからドラッグアンドドロップすればOK。

 

 

会場のWi-FiやPCのセキュリティ設定次第では使用できないこともあるので注意。

 

②NDI HX Capture等でワイヤレスで飛ばす

 

アプリ自体にNDIがついたのでこの方法を使うメリットはなくなりましたが、AWA Lyric Diveのときにも紹介したNDI Scan Convertorを使うとNDIでVJソフトに映像を飛ばすことも可能です。

 

使用用途としてはNDIでAWA Lyric DiveとNeonVJを使い分けるときとかはソースが統一されるので便利かな?くらい

 

 

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NDI Capture: Screen Sharing

NDI Capture: Screen Sharing

  • NewTek
  • 写真/ビデオ
  • ¥1,500

apps.apple.com

 

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②HDMIキャプチャを使う

NeoN VJはHDMIケーブルでiPhone/iPadを画面に繋いだときに快適に動作するように設計されているので、

 

上記のDigital AV アダプタ+HDMIキャプチャーを使うと一番運用しやすいかと思います。NDIは会場のWi-Fiを使用する場合セキュリティ的に使えないことも多いので、予備手段として持っておくといいかな?と思います。

 

 

HDMIキャプチャはこういうHDMIからUSBに変換し、Webカメラと同様に映像を扱えるものです。安いのだと2000円前後。

 

カメラとして認識されるので、ResolumeやOBS Studioなどではそのまま使えます。

 

 

②NDI HX Capture等でワイヤレスで飛ばす

 

アプリ自体にNDIがついたのでこの方法を使うメリットはなくなりましたが、AWA Lyric Diveのときにも紹介したNDI Scan Convertorを使うとNDIでVJソフトに映像を飛ばすことも可能です。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

ただし、会場のWi-Fiのセキュリティの関係でNDIでiPhone/iPad⇔PCの通信ができなくなることもあるので注意。

 

NDI Capture: Screen Sharing

NDI Capture: Screen Sharing

  • NewTek
  • 写真/ビデオ
  • ¥1,500

apps.apple.com

 

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配線をコンパクトにしたいときとかは便利かな?と思います。

 

取り込んだ映像は必要に応じてエフェクトで調整し、VJソフトに載せる形になります。

 

ResolumeであればCropやTransformなどでお好みの大きさに調整したり、Automaskで背景を透過したり、Slideで曲名をスライドさせたりといろんな使い道があると思います。

 

 

◆結語

 

NeoN VJを使用すると曲名を出すことが可能です。特にイベントによっては結構曲名を出すことが喜ばれるので、オススメです。

 

ミュージックバー等で固定のiPadやiPhoneを用意し、VJがいないときにこれを入れておくという運用もアリかもしれません。(筆者の環境ではiPhone SE2と安めのキャプチャで動作してます)

 

 

VJがいない・・・でも楽曲情報は投影したいなというとき重宝するので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

GrabDuct✕Resolumeでお手軽マスクトランジション

GrabDuctの応用的な使い方で私が使ってる方法になります。

 

以前のいくつかの方法の合わせ技です。

 

GrabDuctの使い方は前記事を参照。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

VJをしてると2素材どっち投影するか迷う!とかネタを挟み込みたい!とかこっそり例のアレをサブリミナルしたいってことがあると思います。

 

過去にもこの手の記事は書いているのですが、GrabDuctの使用法としてResolumeと組み合わせてA⇔Bのマスクをするのも結構オススメ!となりました

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

なにができるかっていうとA⇔Bの素材を白素材と掛け算していい感じに2素材切替えられます。画像で見るとこんな感じですかね。(GIFはじめて作った)

 



 

 

普通に重ねるよりも結構見やすいと思います。

 

特にアニクラで2素材以上使いたいときアニソンリミックスの対応などでいろんなことができるようになります。

 

やり方:

 

1.VirtualDJとかのレイヤーの上にP1 GrabDuct/P2 GrabDuctを置く

 

 

2.その上に白素材・トランジション素材を置く

 

トランジション素材は白から黒に切り替わる系のやつです。

 

booth.pm

 

booth.pm

 

真っ白じゃなくても大丈夫ですが、基本的には真っ白と真っ黒が切り替わる系のやつを選んでおくといいかなと思います。

 

動画として扱うので、Resolumeの場合はDXV等に変換しておくことをオススメします。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

こんな感じに配置。

 

 

3.白素材を入れたレイヤーを右クリックし、Mask Mode→One Below にする

 

3.白素材を入れたレイヤーのフェーダーを全開にし、GrabDuctを入れたレイヤーのフェーダーを挙げると、白素材にGrabDuctが乗り、VirtualDJ⇔GrabDuctが動きながら切り替わるようになります。

 

 

応用例として

 

汎用素材⇔GrabDuct をマスクで切り替えリミックス風に

OBS⇔GrabDuctをマスクで切り替えWebから2素材投影

 

などもいけます。

 

現状VirtualDJから各デッキでSpoutを飛ばすと重い上、複数素材がHDDになければなりませんが、この方法であればおそらくその運用よりは軽いです。

 

また、思いついたサブ素材をどんどんGrabDuctで送って入れられることです。特にニコニコ動画に対応しているので、MADをチラ入れ込んだりするの非常に楽。ネタVJをしたい人や投影したい素材が多い人、アニメ系で推しキャラを出したい人にも最適かと。

 

欠点としてはVirtualDJの素材再生とYouTube等の素材再生を同時に行うのはちょっと難しいので、どっちかがずれることがほとんどです。

 

ただ、画面の動きが増えるのでリップシンクの粗も気づかれにくくもなります。

 

各システムを導入していれば手軽に行える上、2素材以上を使う選択肢がグッと増えると思うので、ぜひ試してみてください!

 

 

 

 

 

GrabDuctの大体の使用法(導入と基礎的な使用法)

前回の記事で紹介したGrabDuctの使い方についてわたしの方でもわたしなりにまとめときます。詳しい使い方は公式サイトを参照で、主にわたしの方では簡単な使い方と他ソフトの連携についてがメイン。

 

※当該サイトの利用規約を必ずご確認のうえ、自己の責任において利用してください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

◆GrabDuctとは?

 

GrabDuctとは、最近こなこなさんという方が開発したツールで、YouTubeなどのタブを直接Spoutにして各ソフトに送れるソフトです。

 

 

YouTube側で再生位置を変えると追従してくれる他、ニコニコ動画やBilibiliなどにも対応しています。特にネットミームや例のアレに強いニコニコ動画や、動画が消されにくいBilibiliがリアルタイムで投影できるというのが非常に強いです。

 

現状Picture in Pictureを2ブラウザで動かしている人は、1ブラウザに操作を統合できるというのがひとつ強い点。

設定は難しいところもありますが、初期設定をしたあとは使い方は簡便な部類です。

 

使用にはこなこなさんのDiscordに加入することが必要です。

無料版は720p、2Deckまで。

 

◆導入法

 

grabduct.konalab.work

 

詳しいインストールのURLはDiscordに掲載されているので、そちらからDL。

 

ソフトはおおよそ2つの要素からなります。

 

・GrabDuct Extension(GoogleChrome用の拡張)

・GrabDuct Receiver(↑から映像を受け取りSpoutに変換するソフト)

 

これに加えて

・Spoutを受信できるソフト(OBS Studio/Resolume/VirtualDJ等)

・Spout Settings

が必要になります。

 

◆Spoutとは?

 

一応Spoutについて過去に記事を書いています。

 

簡単に説明するとソフト間で映像をやりとりする規格みたいなもので、対応しているソフトにリアルタイムに映像を送ることができます。

 

イメージとしては「ソフト間のHDMIケーブル」みたいなものだと思ってもらえればいいかなです。

 

GrabDuct単体では映像をフルスクリーン投影できないので、なんらかのソフトに飛ばす運用をとります。

 

また、Deckが1つだけだと検索画面に戻ると画面が止まってしまうことがあるので2つ使うのですが、その切替もVJソフトで行うことになるかと思います。

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

◆Extensionの入れ方

※Extension等に関してはこなこなさんのDiscordを参照の上、最新のものを入れるようにしてください

 

1.GitHubからダウンロードした「grabduct-extension-v0.◯.◯.zip」フォルダを解凍して適当なフォルダに置く。

 

github.com

 

 

フォルダ自体を拡張機能として読むので、フォルダの保存場所を変えるとうまく動作しません。邪魔にならないところに置くといいかと思います。

 

GoogleChrome等のアドレスバーに「chrome://extensions/」と入れると拡張機能の管理画面を開ける。

 

 

2.右上のデベロッパーモードをOnにします。これでChromeウェブストア以外から取得した拡張機能を読めるようになります。

 

 

3.左上の「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックし、さきほど置いた「grabduct-extension-v0.◯.◯.」フォルダを選択する。(フォルダごと指定してください)

 

 

 


4.右上のパズルマーク内、GrabDuct右の画鋲マークをクリックし固定する

 

 

 

 

とりあえずこれでChrome側の準備はOKです。


◆Receiverをインストール

 

1.下記サイトからこなこなさんのDiscordに加入する(あとで認証に必要になります)

 

grabduct.konalab.work

 

 

2.GitHubからダウンロードした「grabduct-receiver-v.◯.◯.◯」フォルダを解凍して中身を実行し、インストールする。

 

github.com

 

2.初回起動するとDiscordでの認証が求められます。画面進むとブラウザが起動するので、ID/パスワードを入れてDiscordにログイン。

ログインすると以下の画面になるので下までスクロールして認証をクリック。

 

 

 

3.Receiverが起動するようになりました。必要に応じてショートカットをデスクトップに登録したりタスクバーにピン留めしておくといいかと思います。

 

 

◆グラボ系の初期設定

 

(非ゲーミングノートの場合はこの手順を飛ばしても大丈夫です)

 

一応はこれで使えるのですが、特にゲーミングノートを使用している場合、高確率で映像伝送がうまくいきません。理由はSpoutで映像を飛ばすに当たってのCPUでの映像処理(統合グラフィック)とGPUでの映像処理(単体グラフィック)の混在によるものです。

 

そのため設定をいろいろする必要があります。

 

一応以下の記事に近いものがありますが、こちらでも説明。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

今回はグラボがNVIDIAの場合ですが、だいたい設定手順は同じかと思います。

 

1.デスクトップで右クリックし、NVIDIAコントロールを開く。

 

 

2.「プログラム設定」→「追加」からGrabductを追加する。

 

 

3.右下の「参照」からGrabductを追加する。

デスクトップにショートカットがあればそれでOK。

なければ、PC→Windows→Program Files→GrabDuct Receiverあたりにあります。

そこの「grabduct-receiver.exe」を選択してリストに追加。

 

4.「このプログラム用の優先グラフィックプロセッサを選択する」「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」にする。(もしこの設定でエラー起きれば別の設定にしてみてください)

 

 

◆Spout関連ツールの設定

 

1.Spout関連ツールを入れます。以下のサイトからSpoutをダウンロード。

 

 


2.解凍したフォルダ内Settings→SpoutSettingsを開きます。

 

 

この設定項目のAuto Share/CPU Shareをいろんな組み合わせで試してみてください。


◆実際の使用

設定をしたら、使ってみましょう。使用法そのものは割と簡便です。

 

注意点ですが、GrabDuct Receiver→Google Chromeの順でソフトを立ち上げないとReceiverが認識しません。

 

なので、必要に応じてGoogle Chromeを再起動してください。

 

1.GrabDuct Receiverを立ち上げてからGoogleChromeを立ち上げ、右上からGrabDuctを起動します。「レシーバー接続中」と表示されていればOK。

 

 

 

2.動画サイトを開き、目的の動画のページに到達したらプレイヤー1をクリック。

 

3.Spoutとして取り込まれます。

動画のシークバーを動かすと動画はその再生位置と連動します。

 

4.各種ソフトでSpoutを受け取ります。

 

◆2デッキ使う

実際の使用では検索している間動画が止まってしまうため、おそらく2デッキ使って入れ替えみたいな感じになるはずです。

 

プレイヤー1で検索・頭出し→プレイヤー1で再生→プレイヤー2で検索・頭出し・・・→プレイヤー2を再生して投影・・・以下繰り返しになる気がします。

 

基本的には割り当てられたタブの動画は再生開始したときに再認識してくれるので、大丈夫かと思います。

 

 

ただ、たまに動画を切り替えてもうまくいかないこともまれにあります。

 

◆各ソフトで拾う

 

さて、これで各ソフトにて拾うことができるようになりました。

 

主要ソフトだけでもご説明します。

 

①Virtual DJ

 

Virtual DJで拾うには、Spoutをあらかじめ導入しておくことが必要です。

 

手順は以下より。

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

1.各デッキのビデオエフェクトから「Spout Sender」を選択してアクティブにする。

右の歯車マークをクリックし、設定画面を出す

 

 

2.設定画面のSenderより「P1 GrabDuct」を選択。

GrabDuctのプレイヤー1で読み込んでいるものがVirtualDJに乗ります。

 

 

3.同様に右デッキで設定画面を出し、Senderで「P2 GrabDuct」を選択する。

 

 

4.これでSpout ReceiverをONにするとGrabDuctの画面が、OFFにすると読み込んでいる動画が乗るようになります。

 

キーボードでもMIDIコンでもいいですがワンボタンで発動できるようショートカットを作るとたいへん便利です。

お好きなキーもしくはMIDIコンのボタンに「deck ◯ effect_active 'SPOUTRECEIVER'」を設定すると一瞬でYouTube to SpoutをON/OFFにできます。

 

以下、文例です。

「deck 1 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 2 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 3 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 4 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck master effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

これをVirtualDJの設定画面にてコピペすると、ワンボタンで切り替えできるようになります。

 

どうやらSenderの設定だけは引き継がれないようなので、お手数ですが起動ごとに設定してください。

 

②Resolume

 

Resolumeで拾う場合には特に設定はいりません。

 

「Sources」の中に「SPOUT SERVERS」があり、そこに「P1 GrabDuct」「P2 Grabduct」があるので、それをドラッグアンドドロップすれば読み込めます。

 

 

無料版の場合はサイズが720pなので必要に応じてAutoSizeにて調整してください。

 

もちろんエフェクトやマスクも可能です。

 

③SynapseRack

 

SynapseRackもResolumeと同様にSpoutが特に設定なく使用できます。

Media Browserの「Spout」の中に「P1 GrabDuct」「P2 Grabduct」があるので、レイヤーを選んでそれをクリックすれば読み込まれます。

 

 

NodeにもSpoutReceiverがあるので、エフェクトをかけたりも可能です。

 

 

④OBS Studio

 

OBS Studioにも送れます。

 

1.OBS StudioにSpout Pluginを入れる

 

github.com

 

2.右クリック→追加→Spout2 Captureでソースを追加。

Spout Senderで「P1 GrabDuct」を選択。

 

 

 

2.追加したらソースの上で右クリックし、「変換」→「画面に合わせる」で画面に合わせます。

 

3.シーンの名前を「GrabDuct 1」などにする。同様に「GrabDuct 2」のシーンも作成。

 

 

4.「表示」→マルチビューでマルチビューを出し、切り替えながら使う。


5.フルスクリーン投影する場合は右クリックで全画面プロジェクターで投影可能。

Spoutで他ソフトに送る場合はツール→Spout Output Settingsから。

 

★全画面投影の場合

★Spoutで他ソフトに送る場合

 

特にOBSのマルチビューで切り替えと各入力のモニタリングを行い、Resolume等に送る運用がGrabDuctの画面を見ながら映像を管理できるので個人的にはオススメです。

 

 

◆お役立ちChrome拡張

 

実際の使用において、YouTubeであれば次の動画を再生してしまうのが煩わしかったり速度コントロールが難しかったりといろいろと難しいところがあるので、Chrome拡張をいくつか入れると楽になります。オススメのものをいくつか。

 

①Looper for YouTube

 

YouTubeの動画を自動でループしてくれる拡張。

通常は右クリック→ループ再生の手間があるが、これを入れて右下のLoopをクリックすると自動でループ再生になります。

 

chromewebstore.google.com

 




②VideoSpeed Controller

 

映像の速度が細かく調整できるようになります。

 

chromewebstore.google.com

 

 

 

③Google Chromeのタブをミュート

 

アクティブじゃないタブをミュートしてくれます。見てる方の動画だけを再生できるので、音がごちゃごちゃになりにくい。運用次第で。

 

chromewebstore.google.com

 

◆Bilibili動画について

 

Bilibili動画は登録をしないと1分くらいでダイアログが出て動画再生が止まってしまいます。

 

中国語なので登録は難しいですが、運用する場合は無料ですので登録をしておくことをオススメします。

 

note.com

 

 

◆結語

 

GrabDuctができたことにより、YouTube以外の動画プラットフォームを映像として取り込むことが技術的には可能になりました。これにより、さらにVJが楽になると思うので、ぜひ使ってみてください。

 

応用的な使い方はまた後日まとめさせていただきます。

 

YouTube応用型VJのまとめ

2025年辺りで、VJソフトにYouTubeの映像をDLより早く送る技術がいろいろ発展してきました。

 

当初はP in Pくらいしかなかったのですが、今では6種類くらい選択肢がありまして、どれを使ったらいいの?という声もお聞きするのでこちらのブログで一旦まとめてみようと思います。

 

※ここに書いてある技術は技術的に可能ではありますが、各人の責任で行ってください。

 

①Picture in Picture

 

ピクチャーインピクチャーは、YouTube公式の機能であり、画面をダブル右クリックすると使えます。

このウィンドウをOBS Studio等でウィンドウ指定でとりこみ、各種VJソフトに転送できる。

 

YouTube公式機能であり、元々は作業しながらYouTubeを見ることを目的に設定してああるため、YouTube側の仕様が大きく変わらない限りは安定して利用できるのが特徴です。

 

検索してすぐ出せたりリストも利用できる。

 

利点

・ブラウザ1つでの利用なら負荷は小さい

・YouTubeと同じ操作で運用できる

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・履歴が残る

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・フルスクリーンでの運用ができずVJソフト等が必要

・ピクチャーインピクチャーで出している画面にマウスが乗ると再生ボタンなどが表示されてしまう

・ピクチャーインピクチャーで出しているウィンドウが小さいと画質が悪くなる

・次の動画の頭出しをするには2つブラウザを立ち上げる必要がある

・細かい再生時間の調整や速度変化には対応していない

・自動でループする設定になっておらず次の動画が再生されてしまうことがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

②YouTube-VJ

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

kazuprog.work

 

KazuProgさんが作成したツール。

YouTubeを2系統まで読み込むことができ、再生位置の調整も本家よりしやすい。

入っているアドオンを入れるとYouTubeのURLをコピーアンドペーストしなくても読み込んでくれる。

ただし、YouTube側のAPI周りなどの変更によるバグなどは起きる事は稀にあるかも。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・P in Pよりも再生時間制御がしやすい

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・このツール単体でフルスクリーン投影が可能

 

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・YouTubeの他サイトへの貼り付けに近い機能を使っているので一部動画が再生できない(センシティブや公式系など)

・動画の切り替え時などにタイトルが表示されることがある

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

③簡易VJアプリ

chromewebstore.google.com

あさのさんという方が作成した簡易的なVJツール。

Chrome拡張として提供されているので、導入~使用まで非常に簡便。

Bilibiliにも対応したみたいです。

他のツールよりも使用法はシンプルで、交代でVJするときにも操作さえ教えておけばなんとでもなる。

基本的に1デッキ運用を前提として作られており、再生中にCtrl+Xで動画を投影できるうえ、切り替えの時でもエフェクトが入るのがありがたい。


こちらもネットベースのツールなので、更新やYouTube側の使用変更により使えなくなる事はあるかもしれません。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・操作が非常に簡便で導入も簡単

・bilibiliに対応

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・このツール単体でフルスクリーン投影が可能

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・映像が切り替わるのに時間がかかりタイトルも表示される

・映像の再生位置調整は上記ツールよりは難しい傾向にある

・YouTubeの他サイトへの貼り付けに近い機能を使っているので一部動画が再生できない(センシティブや公式系など)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

④GrubDuct

 

 

 

grabduct.konalab.work

 

 

こなこなさんと言う方が作ったツールで、上記サイトに乗っているdiscordに加入することで使用可能です。

ブラウザの拡張機能とDLして使うRecieverを組み合わせて映像をタブごとに各VJソフトに送ることができる。

 

ようはOBS Studioなし、1ブラウザ、リアルタイムにてYouTube等の映像を各種ソフトに飛ばすことができます。

 

Spoutという規格にも対応しているのでVirtualDJ,SynapseRack,Resolumeなどに直で映像を送れるのが非常に強い点。

 

そしてニコニコとBilibiliに対応しているので対応できる場面が非常に多いです。

無料版だと2Deckで720pまで。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・ニコニコ動画およびbilibiliに対応

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・YouTubeのUIをそのまま使える

・OBS なしで各ソフトに転送可能(ResolumeやVDMXで直読みできるのでマスク素材などにも便利)

・対応サイトでなくても各タブがそのまま転送可能

 

欠点

・対応解像度が無料版では720pまで

・プレビューされないので出力を別ツールで見る必要がある

・単体ではVJできない

・導入は上記ツールよりはやや難(非公式ChromeExtentionとReceiverの両方を使用するため)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

・まれに検索で画面戻るなどすると映像転送が止まることがある

 

⑤URL to Spout(FANBOX)

 

ここからChrome系ブラウザ以外のツール。

SynapseRackでおなじみ、Sainaさんが作ってるツールです。

 

PixivFanboxのかなり開発応援プラン(¥1000)以上に入るとDLが可能です。

 

sainakey.fanbox.cc


URLを打つと映像が出る。というシンプルなツールで、かつ単体のツールとして提供されているのでOBSを立ち上げて映像を取り込む設定をするより非常に簡便です。ようはDLして起動するだけで使用可能。
MIDIコントローラー周りに関してもおそらくはブラウザ系ツールよりも設定はしやすいかと思われます。

 

クリップボードからの貼り付け機能もあり。上記のChrome系ツールはほとんどYouTubeをなんらかの方法で他のサイトより貼り付けて機能を実装しているので単体ツール系だとちょっと読み込みに時間かかるのですが、DLよりは早いかと思います。

 

ブラウザ系のツールじゃないので、YouTubeの使用変更があったときに、ソフト自体を更新する必要があることに注意。(使用する前日などにちゃんと動くかは確認したほうがいいかと思います。)

 

利点

・OBSを立ち上げなくても映像が各ソフトにSpout等で転送できる

・DLするだけで使用可能

・URLを貼るだけで操作でき簡便

・単体で2つまでURLを読み込める(複数起動も可)

・一部の動画では歌詞の情報も読める

・Premium会員じゃなくても広告が入らない

・ブラウザ系ツールよりもMIDIコン周りの設定がしやすく設定も保存できる

 

欠点

・URLを貼ってから動画が読み込まれるまでに少し時間がかかる(10s程度)

・一部のURL形式に非対応

・単体ではVJできない(同じくSainaさんが開発しているSynapseRack等と組み合わせることが前提で作られている)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

 

 

⑥ytdlpSpout

 

 

booth.pm

(2026年3月現在使用不可)

 

TMPraさんという方が作成した、シンプルにURLを貼るとSpoutに変換してくれるツールです。BOOTHでは有料ですが、ショップに書いてあるサイトから飛べばGithubで無料でDLできます。

 

これもChromeとは別のソフトで動くので特徴としてはURL to Spout/Syphonと似ています。

 

良い点としてyt-dlpというコマンドラインをベースにしてるのでニコニコやBilibiliなどにも対応していることと、ストリーミングしながらDLを同時にし、他の動画を読み込んだときに一時ファイルを消すような仕様になっているので他のツールよりもネット環境が悪いところに強い点。

 

(一応2026/03/01ではニコニコ動画は読めましたがYouTubeは読めませんでした。おそらくyt-dlp周りの仕様・・・?)

 

利点

・OBSを立ち上げなくても映像が各ソフトにSpout等で転送できる

・DLするだけで使用可能

・URLを貼るだけで操作でき簡便

・一時DLと併用する挙動で、他のソフトよりも止まるリスクが少ない

・Premium会員じゃなくても広告が入らない

・ニコニコやBilibiliにも対応

 


欠点

・URLを貼ってから動画が読み込まれるまでに少し時間がかかる

・一部のURL形式に非対応

・単体ではVJできない

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

 

まとめ

 

 

それぞれ特徴があります

①P in P→一番オーソドックスな方法であるがゆえに将来この方法が使えなくなるリスクが小さい。予備として覚えててもいいかも?

②-③YouTube-VJ/簡易VJアプリ→フルスクリーンでの投影ができるという特性から、VJがいないイベントなどでのお手伝いに使いやすいと思います。UIも結構良く、選択肢として有用。ただし、YouTube側の仕様変更で挙動が変わってしまうリスクは少しある。

④Grubduct→導入は他のソフトより複雑だがタブごとにSpoutを生み出せるのでResolumeのマスク用にしたりチラ入れしたりVJソフトでの使用方法の選択肢が高い。ニコニコに対応してるので例のアレにも対応可

⑤⑥URL to Spout/Syphon、ytdlpSpout→別ソフトで簡便軽量なのが嬉しいところ。

VJソフトとの連携性に関してはピカイチかつ簡便。

 

ただし、ブラウザと独立したツールのため、読み込みは直でYouTube等を表示する系のツールよりはやや遅い。(いずれも5-15秒くらいはかかります)YouTube側の仕様変更により使えなくなることがあるため、出演の前日に挙動をチェックした上、他の方法もバックアップとして用意しておくことを推奨。

 

とりあえず今のところ知っている方法をいくつか共有させていただきました。

参考になれば幸いです。

 

 

VJミキサー、何を選べばいいんですか?2025

結構いろんな方から質問を受けるのでVJミキサーのお話をします。

 

★VJミキサーの必要性

 

まずVJミキサーが必要かというお話ですが、プロ領域ならともかく、アマチュアの領域では機能に対し高価な機器であるというのがそもそも正直な話です。ハードウェアであるのでソフトに比べシステムが落ちにくいという信頼性もありますが、どちらかというと業務用の機器という認識でもいいと思います。

 

値段の話が先に来ますが、映像をノンストップで切り替える機能しかないのに数万円-十数万円します。

(映像を切り替える機能だけではないといえばそれはそうなのですが)

 

今のミキサーは昔よりも安価な選択肢ができ、VJさんの所有率も上がってきましたが、優先して買う機器とまではいかないかな・・・というのが正直なところです。

 

以下の場合はあると便利です

 

・リミックス対応が多い

・会場が大きめもしくはしっかりめのイベントに対応することが多い

・お客さんから2種類以上の映像を期待されている(Ex:ライブ映像とアニメOPEDなど)

・初心者VJを育成したい

・長時間のイベントの担当が多い

 

そうでない場合はタイムテーブル等に工夫は必要ですが安価なHDMIセレクターでもいいと思います。

 

ちなみにオーガナイザーさんに心得ていてほしいことですがVJが必ずミキサーを持っているとは限らないということ。

高価な機器であるので、割と持っているVJさんは地域によっては限られます。

「誰か持ってるやろ~」というと持ってないことも珍しくないので、場合によってはセレクターでの切り替えになったり、ときにレンタルする必要があることをご了承ください。

 

実際あると便利な場面も多く、

・相方のVJさんが特定の映像素材を持っていないときに割り込んで助ける

・ワンオペVJのときにiPhoneや動画プレイヤーをつないでおいてPC不調のとき再起動する

・ロゴモーションなどを作ってきたときに相手の映像と重ねる

・アニソンリミックスVJやるときにVirtualDJオンリーのVJさんを補助する

 

というときに役に立ちます。

 

映像は音声ほどではないにせよ、途切れると気になるものです。切り替えのときやPC不調のときに備えて持っておくというのはいいんじゃないかな?とは思っています。

 

私がよく言う文言としては

その地域で後輩VJがいたり地元でレギュラーイベント所属になりVJのリーダー的な役割をすることになったら買うことを検討してもいいかな?

という感じです。

 

VJミキサーを選ぶ視点

 

大事なのが「3人以上の現場がそれなりに多いか?」「長時間の現場が多いか」「箱置きにするか」「VJミキサーを積極的に操作するか?」の4点。

 

 

VJミキサーも高いものだと20万を超えるものもありますが、とりあえずは

・現行でプレミアがついておらず20万円以内

HDMI同士の切り替えを想定

・アマチュアユースを想定

という視点でいくつか紹介。

 

結論

 

2025年、入手性・機能の過不足・価格等を考慮すると、

Roland:V-1HD(+)、V-02HD(MK2)、V-4EX、V-8HD、

Black Magic:ATEM シリーズ(※注意が必要)

中華系:RGB Link Mini/Feel world Live Pro L1

 

あたりに落ち着く気はします。

 

Roland機には上位機器もありますが、現在VJミキサー/スイッチャーはVJよりも配信向けの機能が充実しており、配信とVJ両方できる機器がほしいという場合であれば上位機種を買ってもいいとは思いますが正直カメラ複数を切り替えてそこに別映像を載せるなどの複雑な配信を行わない限りはVJ分野では上位機種の機能の恩恵は受けづらいと考えます。むしろ切り替えだけにV-160HDとかはスペースも取るしオーバースペックな感はあります。

 

①V-1HD

 

 

proav.roland.com

 

定番機です。後継機のV-1HD+も出てます。お金が出せるならこれ一択まであります。

使い方を心得ているVJさんも多く、スペースの割にできることが非常に多い。

 

実はBPMによる切り替え、白黒を出す、マスクを行う、2系統の映像を出すなどできることが多く、チームもしくは誰かが持っておくとその地域のVJさんが安心。

 

欠点としてフェーダーは壊れやすい&プレビューがないと言われています。

 

クラブミュージックでのプレイをレバーガチャガチャでやるとおそらく耐用年数はおのずと短くなります。

 

ただ、レバーが壊れてもTransformer(ボタンでの映像切替)があるからなんとかというところ。

 

V-1HD Plusは配信向けの機能がいくつか追加になっています。(ロゴの静止画が出せるなど。)が、正直VJユースだけだと恩恵は受けづらいかも・・・

 

こういう人におすすめ!

 

・VJの人数が1~4人までの現場が多い

長く広い用途で使える1台がほしい

 

こういう人には向かない

 

・映像機器2台を接続してレバーでガチャプレイしたい

・VJミキサーをガチャガチャするタイプのVJがいる箱に常設したい

 

 

 

③V-02HD/V-02HD Mk2

 

 

proav.roland.com

 

同じくRolandの機種なのですが、

配信やカメラ切り替えならともかく正直VJ用途には不向きかな・・・です

 

 

理由はいくつかありまして、

・入力が2つなので3人以上のVJの交代ができない(セレクターを噛ませば運用自体は可能)

・フェーダー(レバー)に関してはV-1HDと同様の強さ

トランジション(切り替え方)が誤操作により勝手に変わってしまう(V-02HDの最大にして一番嫌なところ)

 

スケーラー(解像度を変更する回路)が高品質という売れ込みはあるので、iPadとPCを組み合わせたプレイをしたい人にはいいかもしれません。

 

・サブミキサーとして使いたい人

・HDカメラ2台の切り替えをペダルなどで行いたい人

向けといった印象。

 

V-1HDを持っていて、5人以上のプレイやVJが2人ずつ左右に配置する場合なんかに1台足すときは重宝するかと思います。

 

また、このサイズでRolandの機器であるというメリットは大きく、下記の中華スイッチャー系だと不安という人にも一定の支持があります。

 

一応過去にnoteで正直に感想書いてますので、気になる人は読んでみてください。

 

note.com

 

③V-4EX

 

 

Roland Pro A/V - V-4EX | 4 チャンネル・ビデオ・スイッチャー<br /> [販売完了]

 

V-1HDが安くなるまでは割と使っている現場も多かった印象です。

フェーダーがV-1HDやV-02HDに比べると丈夫な作りで本体に搭載されているエフェクトも豊富。DVDプレイヤー等を2台接続してプレイするなどもできます。

 

サイズが大きめなのがネックではありますが、入出力端子が豊富だったりプレビューモニターが本体についているのがいいところです。誰か1台持っておけば結構頼もしい1台かなと。

 

設営も結果的に簡略化できるかと思います。

 

以上の特性から、常設やVJミキサーを積極的に使うプレイでも十分選択肢になるかと思います。

 

 

④V-8HD

 

 

proav.roland.com

 

V-4EXの後継機的なものだと思っていますが、どちらかというと配信に特化した感じかなと思います。

 

 

V-4EXより小さくてV-1HDよりも大きいくらい。フェーダーはV-1HDとかと同じ気がする・・・

 

有利な点としてHDMI入力が8つ、出力が3つあるというところで、VJが5人以上の現場が多い、配信スタジオとしてクラブを使うことが多いのであれば有効かなと思います。

 

 

 

⑤RGB Link mini/Feelworld LIVEPRO L1

 

 



mini

 

この2機種は中身・機能ともに特に違いはありません。

 

今のアニクラ領域のVJだと割とV-1HDかこれってパターンも多いです。

 

値段が安い!4入力対応!プレビューモニター付き!

大きさがV-02HDと同様。荷物を減らしたい現場で重宝しています。

 

モニターは小さいですが誰が何を投影しているかがわかりやすく映像が投影されない原因がPCかミキサーかの切り分けがしやすいのは良い点です。

 

PCの映像の遅延は気になりませんが、フェーダーを振ってから切り替えまでに1s程度切り替えの時間が生じるので、リズミカルにフェーダーを動かすプレイには向かないと思います。

 

最大の難点ですが、非常に熱を持ちやすく熱に弱いので、8時間稼働っしぱなしとか野外での使用とかだと不安かもしれません。結構熱による故障報告もあり。

 

配信をする人に嬉しい要素としてUSBでPCでつなぐと簡易的なHDMIキャプチャとして使える点があります。汎用素材等を用いるクラブVJをTwitchなどに載せる際、運用が非常に楽です。

 

発熱の観点から長時間の使用には不安があり、小~中箱でのVJや予備のミキサーとしては重宝しますが、大きい会場や常設には厳しいと思います。

 

 

⑥Atem Mini

 

 

www.blackmagicdesign.com

 

ミキサーじゃないので映像を混ぜるには工夫が必要ですが、

レバーがなく非常にコンパクト。VJ同士の交代や素材ないときの補助くらいなら全然使えると思います。

 

V-02HD/RGB Linkに比べると横に長いですが厚さと縦幅がコンパクト。運搬時にレバーを破損する心配がないので持ち運びしたり狭い会場に置くには非常に便利。

 

レバーやフェーダーがないゆえにガチャガチャするプレイが物理的にできないので、それを逆手に取って会場常設機材にするのは結構おすすめです。

(VJミキサーで一番壊れやすいのはフェーダーなので)

 

割と重大な欠点として古いEPSONのプロジェクターで映らない問題があるみたいです。

小中箱におけるプロジェクターとして縦横補正の関係でEPSONのものを使用している

ことは珍しくないので、正直な話持ち込みミキサーとしてATEMシリーズを選ぶのは不安・・・&コンバータも高いので結局Roland系列を買うのが安泰な気はします。

 

note.com

 

5人以上体制について

 

上記のミキサーで5入力以上に対応してるミキサーはV-8HDくらいのものですが、結論5人以上体制なら4chのミキサーにセレクターをかませばいいです。

 

番手が隣り合わないVJさんをセレクター経由で接続し、非番のときのうちにセレクターで切り替えておけば、5人以上でもシームレスに転換可能です。

 

(V-02HDで3人以上体制とりたいときも同様)

 

そもそも5人の機材並びきれるかの問題もあるので、多くの場合は誰か撤収して途中から設営することになると思います。

 

実際のところはミキサーでひとりのVJが2つ以上機器をつないで操作することや1PCから2系統出力することなどはあると思うので、4つ塞がる場合はそういったパターンが多いと考えられます。

 

これは完全に余談ですが、VJ11人のイベントまでなら経験したことはあります。

 

 

 

結語

 

・お金が出せるならV-1HDがいろんな場面で長く使えて使い慣れている人も多く、かつフェーダー以外は丈夫なのでオススメです。

 

・最近発売している機種はV-4V-4EXに比べるとフェーダーをガチャガチャするプレイには弱いです。おそらくVJソフトの進化もあり、映像機器を2つ繋いでミキサーでプレイするスタイルに適したミキサーは今後は少なくなると予想してます。

 

・ガチャガチャしたい人はVJソフトと自分のMIDIコンでやろう!&フェーダーをガチャガチャする前にTransformボタンを有効利用すると良いと思います。

 

・おそらく新品の取り扱いは減っていくと思いますがお金が出せるなら4入力できる以上できるRolandのミキサー(V-1HD/V-1HD+/V-4EX/V-8HD)を買うのをおすすめします。

 

・最近は嬉しいことにVJが増えており3人以上体制の現場もアニクラ等では増えてきたので、2chのスイッチャー(V-02HD等)は5人以上体制とかのときにV-1HD等と組み合わせて補助的に使う用くらいの立ち位置かと思います。差額を考えると素直に4ch以上のを買ったほうがいいような気はしてます。

 

・もう少し予算を抑えたければ中華系のRGB Link/Feel World L1あたりも選択肢。

割と価格の割に高機能。

ただ、熱の関係で長時間使用にはやや弱いため、短時間イベント向け。

フェーダーに対する応答が遅めなので、シンプルに切り替えしたい人向け。

 

・常設ならATEM mini等もいいと思いますが、配信想定機器のためプロジェクターへの投影ができない報告ありなど不安な部分も多々あり。

 

あくまでアマチュアVJの視点となりますが、購入の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

VDMXでYouTubeキャプチャを行う 〜YouTube VJ&P in Pの使用と構成の工夫について〜

VDMXの手持ち動画を投影する基本的な使い方はこちらの記事を参照。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

 

応用的というか便利な使い方としてVDMXで画面キャプチャできるというものがあります。

 

基本的な考え方は以下のブログが詳しく、Picture in Picture、画面キャプチャの詳しい仕様等に関してはこちらを見ればOKです。

 

saikuro0526.hatenablog.com

 

Macbookでキャプチャを行う際の注意点

 

これはOBSやVirtualDJでのキャプチャにもいえますが、

Macbookで画面キャプチャを行う際の注意点がいくつかあります。

Windowsとの細かい仕様の違いが結構重要です)

 

Macbookはセキュリティ性能が高く、アプリごとに許可設定しないとうまくキャプチャができない

 

Macbookは節電のためフルスクリーンアプリの下にあるアプリの動画処理を停止する

Macbookに接続できるモニター台数は一般にWindowsより少なく、M1-M2のProと書いてないモデルなら1台まで(1台はプロジェクターに出しているのでサブディスプレイやディスプレイエミュレータの使用ができないモデルが存在する)

 

Macbook画面からはみ出したものについても動画処理を行ってくれる

 

いろいろ書きましたがとりあえずなんかキャプチャがうまくいかない・・・ってときには上記の性質だけ頭に入れておくと理解がスムーズかと思います。

 

画面キャプチャする

 

Picture in Pictureを利用した方法は上記のYuichiさんの記事に書いてあり重複する部分もあるので、わたしのブログではYouTube-VJで解説します。

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

 

下準備として、GoogleChromeと下記のYouTube-VJ Extensionsを入れておいてください。

 

YouTube-VJ自体はGoogleChrome向けに作られていますので、Safariではうまく動作しません。

 

https://youtube-vj.kazuprog.work/docs/chrome-extension

 

1.YouTube-VJの画面を開きます。

 

Macbookで運用する場合は上記のフルスクリーンの仕様から、ウィンドウモードでの運用がおすすめです。

 

 

2.調整のため周りに黒塗りがない動画のURLを一旦読み込みます

 


3.VDMXの上のWindowのところからWorkSpaceManagerをクリック。

 

 

4.「Vid in 」タブ、右の▼から「Windows in other Applications」を選択。

 

 

5.「Enable Window Video Inputs」にチェックを入れると展開しているウィンドウが表示されるので、その中のGoogle Chromeの「Enable」にチェックします。

 

 

6.Mediabin(動画入れるところ)で右クリックし、

「Add Clips From Built-in Sources」→「Window Inputs」→「Google Chrome」→目的のウィンドウ(「YouTube-VJ Projection Window」もしくは「P in P Agent」等)

 

と選択します。

目的のウィンドウが出てこない時は最小化していないかチェックしてみてください。

 

 

7.素材と同様にウィンドウキャプチャが入ります。クリックすれば読み込みますが今の状態では上の表示の部分が邪魔なのでShow Inputsでキャプチャ範囲を変更します。

(Picture in Picture運用の時はこの設定は不要です)

 

 

ここでの設定ですが、

①上のCropの値をタイトルバーがちょうど隠れるような値にする

②Limit size?のチェックを外す

の2つです。

 

 

この設定を入れたら、YouTube-VJ Projection Window」の大きさを調整し、左右がぴったりになるようにします。

また、キャプチャの画質はウィンドウの大きさに依存するのでなるべく大きくしておくと画質がよくなるかと思います。

 

あとは

 

とりあえずここまででYouTube-VJもしくはP in Pを使ってVDMXを使う準備ができました。

HDDに素材あるときはVDMXに直読み、ないときはYouTube-VJを使って映像を再生することができます。

 

また、MIDIコンにクリップ選択を割り当てることもできるので、あるボタンが押されたらYouTube-VJに切り替えるみたいな運用もできます。

 

画質をよくしたい

 

先ほども申し上げた通り、キャプチャの画質ウィンドウの大きさに依存します。

 

じゃあProjection Windowをめちゃくちゃデカくすれば画質よくなるのでは・・・?

 

 

とはいえ、デカデカと画面を占有するようにProjection Windowを置くのも邪魔ですし、マウスオーバーするとタイトルが映ったり、P in Pの場合停止ボタンが出てきたりして投影している映像にも影響が出てしまいます。

 

この際ですが

 

1.投影しているウィンドウを大きくした上で端に追いやる

2.専用のPreviewを作成する

 

ことによりある程度問題が軽減できます。

(この方法はP in Pでも有効なのでP in Pの方はProjection WindowをPIP Agentとして読み替えてください)

 

まず、最大化しない状態でなるべくYouTube-VJ Projection Windowを大きくします。

 

 

大きくしたウィンドウを左下などの見えない位置においやります。

 

(余談ですがWindowsのOBS等で同じことをするとはみ出した部分は動画が動かなくなるので注意)

 

 

この状態だと両側で別の動画を再生しているときにウィンドウキャプチャに何が映ってるかがわかりません。

 

 

ここでちょっと工夫してみましょう。

 

VDMXの優秀かつやっかいなところで、キャプチャ以外のクリップを選ぶとキャプチャの動作自体が一時停止されます。よってプレビューも動画停止します。

 

このままだとキャプチャがうまくモニタリングできないので、

ウィンドウキャプチャ専用のレイヤーを一つ増やすというのがいいんじゃないかなと思います。

 

このへんはWorkSpaceManagerで操作することになります。

 

「Layers」タブからレイヤーをひとつ追加。

 

名前のところをクリックするとレイヤー名を変えられるのでわかりやすいように「Screen Capture」などの名前にしておくとあとでわかりやすいです。

 

 

 

作成したレイヤーの「Use Source」で「Window Inputs」→「Google Chrome」→目的のウィンドウ(「YouTube-VJ Projection Window」もしくは「P in P Agent」等)を選択します。

 


すると、Window Capture専用のレイヤーができるのでこれのプレビューを作ります。

PluginsにPreviewを追加し、Preview画面の▼から先ほど作成したレイヤーを選択。

 

 

これでひとまずはPreviewにキャプチャしている画面が使えるようになりました。

 

初期状態だとこのPreviewのレイヤーが通常のレイヤーと同様に乗ってくるので、右側のLayer Opacityをゼロにします。


(運用次第ではこのWindowCaptureのOppacityをレイヤー3などに振り必要に応じてコントローラーで上げ下げする方法でもいいかと思います。)

 

 

フェーダーを上げた時にウィンドウキャプチャが映ってる状態にするのであればここまでで作業終了です。

 

上記のようにクリップとして扱いたいときは実はレイヤーをResolumeでいうVideoRouterみたいな感じで読み込むことができるので

 

右クリック→「Add Clips from Built-in Sources」→「Layers」→先ほど作成したレイヤー

 

で素材とWindow CaptureがマウスやMIDIコンでワンタッチで切り替えられるようになります。

 

Picture in Pictureで2つブラウザを立ち上げる場合は同様にして2つLayerとPreviewを作成すると同様の運用が可能です。

 

ただ、Macbookの場合ですと最近の機種は画素数が2,560 x 1,664とWinのHD機に比べても解像度がかなりいいため、キャプチャするウィンドウを大きくしなくてもあまりキャプチャのときに画質の悪さは目立たない気はします。

 

画面をスッキリさせたいとかマウスオーバーによる影響を軽減したいという場合はこの方法が有効です。

 

結語

 

ということでウィンドウキャプチャ・YouTubeキャプチャについてでした。

YouTube-VJやP in PはChromeの機能として開発されているので、MacbookでもWindowsでも同様に動かしキャプチャすることができます。

 

VDMXの場合、OBS Studio等を立ち上げなくても単ソフトで運用できるのがかなり強みでもあるため組んでしまえば割とスムーズに運用できるかと思います。

 

ぜひ使ってみてください。

 

 

VDMXを使ってアニクラVJをやるまでの話

ごーぐる部、ついに

VDMXの記事を書きます。

 

VDMXについてはいろんな方の記事がネット上に結構あるので、私がわざわざ記事を落とすこともないくらいなのも正直なところです。

ですが割と私も人に操作説明する時があったり、つまづいたところも多かったので初手の記事を私の方でも書こうかと思います。

 

詳しいことや複雑な構成を組みたい場合は他の方の記事を読んでいただければと思います。

www.tumblr.com

saikuro0526.hatenablog.com

note.com

 

とはいえ、VDMXがいろんな面でシェアが上がりそうな予感もあり、Virtual DJで好評だった記事と同様のベクトルでこの記事を書くに至りました。

 

基本的なアニクラVJの考え方とかは以下の記事も参照してください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

序論

(操作を知りたい方は読み飛ばしてOK)

 

さて、序論となぜ今更になってVDMXの記事を書くに至ったかから。

 

・円安でVirtualDJが高い

・VDMX6が99ドルになっちゃった・・・(元は349ドル)

→今は199ドル。

 

しかもこれが永年、かつ3ライセンス(ライセンスの複数人仕様は規約違反なので個人でのインストールの範囲になりますが)の値段です。

 

今円安ドル高も続いてて1ドルが2025年時点で145円。

このレートで計算するとVirtualDJは299ドルで4万円を超えます。

 

VDMX6は199ドル。全然VDJより安いです。

しかも学割があり、学生さんは25ドル程度の割引をうけられます。

 

つまり・・・MacbookアニクラVJをするにあたってVDMXが相対的に安くVJを始められる世界になったといえます。

 

そして、DJ用のPCとしてはMacbookのシェアが高く、DJ用のPCをそのまま転用するのであればMacbook×VDMXでアニクラ領域のVJをすることが今後選択肢として強くなってくると考えられるのです。

(DJで使う場合はMacbook一択という流派の人もいますし)

 

また、近年のM1シリーズ以降の機種はグラフィック処理性能も強くM1のMacbookAirでもVDMXは(複雑なプロジェクトじゃなければ)割と動きます。

 

まとめると

・PCがそのまま転用できる人が多い

・ソフトが比較的安く高機能

 

という理由でMacbookでVJを始めたいという人には(難しさはあるものの)VDMXを個人的にお勧めしています。

 

VirtualDJはどうなんですか?っていうとMac版の方が安定して動きますが、プラグインや補助ソフトの関係上Windowsでしかできないことも多い&VDMXでVirtualDJ+Resolumeの機能をこなせるので結局VDMXがトータルで安いんじゃないかなと思います。

 

VDMXの特徴

 

Mac限定

・カスタマイズ性が非常に高い(ゆえに難しい)

・対応している動画がそれなりに多い(Resolumeよりは多くGrandVJよりは少ないくらい)

 

といったところです。

 

アニクラVJ領域・PVMV出し領域に関しては

 

・1秒単位の前後飛ばし使える

・画面キャプチャ使える

 

点が強いかなと思います。特にOBS Studioを介さなくても画面キャプチャができるので、ブラウザ系ツールや各種アプリなども応用しやすいかと思います。

 

インストールとVer確認

 

公式サイトからインストールします。

 

www.vidvox.net

 

6PlusはTouchDesignerとVuoとの連携ができますがアニクラ領域やこの2つのソフトをそもそも知らないならPlusでなくても大丈夫かと思います。

 

注意点として今回安くなったのはVDMX6なのですがこのVDMX6はMacOS12.2以降にしか対応していません。

 

もし6を使用したければOSをあらかじめアップデートしておくといいかと思います。

 

とりあえず起動して2素材を切り替えるまで

 

このへんまでは各種ブログ・note・YouTube等でも定番ではあるのですが当ブログでも説明しておきます。(VDMX5の画面にて失礼しますがVDMX6でも同様と思われます)

 

まずVDMXを起動するとなんやら分からない画面になってこれで映像合成できるんですか、Resolume使ってる人にとっては「Layerってどこ?」VirtualDJ使ってる人には「デッキどこ?」はじめていじる人にとっては「映像入れるところも表示するところもないんだけど何これ」ってなり道のり長そう...

ってなります。

 

一応解説しとくと、VDMX自体クラブVJから照明さん、アニクラVJなどいろんな人が使う向けに無限にカスタマイズできる仕様でして自由に構成を組むことができ、そのためのテンプレートみたいなのがいくつか存在しています。

それをベースにいろいろやっていく感じなので、テンプレートを読み込まないと何が何だかわからない感じになってます。

 

今回は音楽に対して決まった映像を当てるタイプのプレイを想定しているので、SimpleMixer(2素材単純合成に使うテンプレート)で説明します。

 

1.上のTemplatesよりSimple Mixerを選択。

下のような画面になります。



一応2素材を合成するだけなら、

 

下真ん中の「Left Composition」って書いてあるところのタブをPreviewにすればすぐにでも可能です。

 

この状態でLeft Deck、Right Deckに動画を入れれば、映像を止めることなく切り替え可能です。これで一応はアニクラVJができるようにはなりました。

 

 

 

 

 

いくらなんでも使いにくい...

 

とはいえ、今の時点でかなり問題点が多く、

 

・左右それぞれのプレビューが見れないし聞けない

・プレビューがもっさりしている

・速度を合わせるのを全てマウスでやらなくちゃいけない

 

などこのままでは正直、使いにくすぎます。

 

なので、簡単にできる範囲でのカスタマイズをちょっとご紹介

 

左右のプレビューを出す

Previewを出すには、WorkSpaceManagerというものを使います。

 

難しく見えて実際難しいのですが、例えるなら道具箱みたいなもので必要なパーツを出し入れできる感じになっていると思ってもらえるといいかと思います。

 

この道具を管理するのがこのWorkSpaceManagerPluginsというところです。

 

まず、上からWorkSpaceManagerを開きます。

 

 

この画面の左下の+マークからPreviewを2つ追加します。

 

 

 

 

今ほしいのはRightとLeftのPreviewなので、真ん中の▼マークからLeft/Rightを選択。

 

あとはこれをいい感じのところに配置します。とりあえず元のLeft FX/Right FXがあるところに配置してみるとそれっぽいんじゃないかな?と思います

 

 

あとこのPreviewの左の10とか30の数字書いてあるところがPreviewFPS(1秒間のフレーム数)になります。

 

 

これをあげるとレイヤー増やしたときには負荷上がりますが、10だとカクカクでわかりにくいのでMain OutPutのプレビューのフレーム数も30にしとくといいかと思います。

 

Preview等の配置はドラッグアンドドロップで動かせるので、見やすい位置においてみてください。

以下が上に置いてみた例です。

 



クロスフェーダーの設定

 

クロスフェーダーの設定もWorkSpaceManagerから行えます。

 

Plugins→mixerで該当の設定が出てきます。

 

 

アニクラ領域で関係する設定としては以下のものがあります。

 

・音量のクロスフェーダーの連携を切る

 

デフォルトの設定だと映像の濃さ(不透明度)に合わせて音が連動してしまいます。

このままだと次の映像の頭出しをイヤホン等で聴いて行うことができません。

 

これを防ぐためには、「Fade audio,too?」のチェックを外せばOKです。

 

 

・クロスフェーダーの動作等の設定

 

「Fade Duration」はMixerのFade L/R ボタンの移行時間を設定するところです。

キーボードやボタンで切り替え操作をしたい人はしっくりくる値に設定しておくといいでしょう。

 

 

 

その下のカーブは左右の映像をフェーダーを途中で止めた場合どのくらい出すかをコントロールするところです。

 

基本設定でいいとは思いますが、リミックスなどで汎用素材を混ぜたいとか切り替えのときに映像が先バレしてしまう・・・といったときにちょっと調整してみるといいかもしれません。

 

 

 

速度調整

 

VDMXの初期設定のちょっといやらしい仕様で、動画の再生速度のデフォルト範囲が

 

-5.0倍~5.0倍

 

となっています。

 

MIDIコンのツマミにアサインしようものなら

 

・真ん中に合わせると映像が止まる

・半分より左にツマミやフェーダーを振ると映像が巻き戻る

・微調整が非常にしづらい

 

とさまざまな問題が起こります。

 

 

アニクラVJではわざと凝ってタイムリープとかリワインドの演出する場合を除いて逆再生はめったに使わないので、ここのRateについては使いやすいように調整しておく必要があります。その手順を説明します。

 

1.デッキに動画を読み込む。「〇〇〇 Src」というウィンドウが自動で出ます。

 

2.上のWindowからUI Inspectorをクリックし、各レイヤーのRateをクリック。

 

 

3.MinとMaxの値を両方が正の値、かつ中央が1.0になるよう設定する。

 

 

Min 0.4~Max 1.6

Min 0.5~Max 1.5

 

などお好みで。一応非対称でもツマミが真ん中にあるときに1.0にすることは可能ですが、とりあえずはわかりやすい感じにしました。

 

 

これを両側ともやっておけば速度に関してはツマミ等で制御しやすくなるかと思います。

 

再生位置調整:ジャンプ

 

再生位置調整で任意の単位でBeatJumpみたいなことができます。

 

例えば下の画面だと1秒単位でボタンをおすごとに送り/戻しができます。

FrameやBeatなどいろんな単位がありますが、Beatに関してはClockといってBPM同期機能関連が入っていないと動きません。

 

基本的に単位はSecかFrameでいい気はします。

 

この送り/戻しボタンをキーボードやMIDIコンにアサインするとおおまかな調整がしやすく便利かと思います。

 

キーボードおよびMIDIコンのマッピング

キーボードおよびMIDIコンのマッピングをするときは、上部から「Hardware Learn Toggle」を選ぶか、

操作を振りたい場所を右クリックして「Detect All」等を押せばいけます。

 

 



青になった状態で動作を振りたいMIDIコンのボタンやキーボードなどを押せばOKです。

 

 


MIDIコンの動作を振っておくと便利なところは以下の通り。

 

 

1→再生停止

2→再生速度

3→ミュート(各デッキを聞くとき)

4→ジャンプ

5→左右切り替え(ツマミやフェーダーで左右切り替えるならフェーダーのほうに、ボタンで切り替えるならFade L/Rのほうにアサイン)

 

あとは例えば逃げる汎用素材が決まっている場合なんかもマッピングしておくと便利かと思います。

 

ちなみにですがVDMXの場合ControlSurfaceというものがあり仮想MIDIコンを作ることも可能です。

上記の速度調整をマウスで細かく行いたいとかであれば有効な手段かなと思っています。以下の記事が詳しいかと思います。

 

saikuro0526.hatenablog.com

note.com

 

MIDIコンについて

 

VDMXの場合、割とマウスやキーボードでもある程度のことができてしまうので、歴の長いVJさんでもNanoKontrol2 1台でプレイしている光景をよく見かけます。

 

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/162229/?srsltid=AfmBOopIf41zyxHOEsEPXWs7oexXBknvKiFNDqZrrA2l5N-n7RGGaJHW

 

(今は10000円近くなってしまいましたが、5000円くらいで買えるようになるといいな・・・)

 

速度調整にノブ(つまみ)、BPMタップや再生停止にボタン、切り替えにフェーダーかノブを使うことになるので、それらがついているコントローラーならなんでもOKです。

 

本格的にやりたくなったとなれば上位のコントローラーを買うのも手ですが、Macbookの小ささを活かしてミニマリスト的な構成を組むのもいいんじゃないかなと思っています。とりあえず最初のお供としてはフェーダーもツマミもボタンもあるナノコンがおすすめです。

 

プラッター(お皿)がついたコントローラーはおそらくDJソフト以外だとマッピングがうまくいかないのでおすすめしません。

 

また、もし別目的でTraktor Kontrol Z1Mixtourなどをお持ちであれば、EQの部分が細かいパラメータ調整にも使えるので、割といいかもしれません。

 

特に速度調整の部分でControl Surfaceを実装したりキーボードマッピングで工夫したりが難しい印象があり、初心者にとってキーボードマウスだけの運用はVirtualDJよりはキツいと思います。

 

なにかしらツマミもしくはフェーダーのついたコントローラーを一つ以上準備しておくことをおすすめします。

 

投影について

 

投影についてのことを忘れていました。

まず、最近の機種は13-14inchのMacbookだとそもそもHDMI端子がなく、Type-cから映像を投影することになります。

そのための変換器が必要です。

 

Apple純正のそういった機器もありますが1万円近くといい値段しますので、他のメーカーのを使っている人が多い気がします。

 

 

「Type-C USB HDMI変換」「Type-c ハブ」と調べるとType-Cに繋いでHDMIとUSB機器が両方使えるようになる機器が見つかると思います。その中からお好みで。

 

Type-CからHDMIに直接変換する機器もありますが、MacbookAirなどだとそもそもType-Cポートが2個しかなく電源もType-Cから供給するため、おそらくポートが足りなくなります。

 

・電源供給ができる

HDMI出力ができる

・USB-TypeAが複数挿せる

 

ような変換器を用意しておくといいかと思います。

 

Anker 332 USB-C ハブ (5-in-1)www.ankerjapan.com

 

プロジェクター・モニターもしくは映像ミキサーにPCを接続したら、

Windowsと同様に複製モード/拡張モードの切り替えを行います。

 

Macbookの場合は、左上のリンゴマーク→システム環境設定→ディスプレイ

に該当の設定があります。

 

 

 

 

これで「ディスプレイをミラーリング」のチェックを外して2枚ディスプレイが表示されてる状態になればOKです。

 

VDMXからの投影ですが、Window→Full Screen Options

でどの画面に映像をフルスクリーンで投影するかを決定できます。

Display 1にチェックします。

アニクラ等で左右が切れてる動画やShortなどで動画が横に広がってしまうことがあるため、下の設定は「Fit」がおすすめです。

 

検索ソフトについて

 

検索ソフトとしてMacの場合everythingが使えないのですが、標準検索であるFinderでもWindowsエクスプローラーに比べれば全然早いので、それでもOKと思います。

 

 

 

 

ちょっと応用の記事

Virtual DJとの連携・P in P/YouTube-VJ等の使用も可能です

 

VirtualDJとの連携は記事執筆中。

NDIで使うことになるので以下の記事が役に立つかもです。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

YouTube-VJの使い方は以下の記事を参照ください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

結語

他の解説サイトでは割といろんな情報があるので今回はアニクラに特化して記事をまとめてみました。

VDMXは設定が保存できないだけで無料版でもある程度のことができるので、VJに興味あるMacbookユーザーは触ってみてもいいかなと考えています。

 

本格的に使いたいとなればLayerや各種構造をしっかり理解した方がいいとは思いますが、この記事の内容だけである程度はアニクラVJにも対応できるんじゃないかな?と考えています。

 

応用的なことは他の方がまとめてくださってますので、本格的クラブ表現とかを追求する方はぜひそちらも見てみてください。