ごーぐる部-「ゼロ(円)から始めるVJ生活」

初級者でWindowsなアニソンVJが自分なりにいろいろ書いた備忘録。Resolume/RekordboxLyric/OBSVJ等の記事が多めだと思います。

目次

目次的な記事です。

 

はじめに

このブログは主にWindows環境における各種ソフトの使い方を記したものになります。

近年だとアニクラ等かなりの割合のイベントでVJが必要になることが増えてきました。

また、2020年の配信ブームにより配信等でもDJ文化が発展してきており、VJをつけたいという声もちらほら聴かれるようになりました。

 

その一方でDJ人口の増加に対し、VJ人口が追いついていないのも事実でして、やはり「難しそう」「敷居が高そう」というのが理由でなかなか増えないみたいな現状がありました。実際、VJはじめるときには私も情報収集に苦戦したところはあります。特に初心者~中級者向けの情報は少なく、試行錯誤しながらいろいろやった覚えがあります。

 

そういった経験から立ち上げたのが当ブログです。せめてその最初のステップだけでもお手伝いしたい。専門家ではないのでまだわからないことも多いですが、「生徒目線で他の生徒のために書いたいい感じのノート」を目指していきます。文体が独特だったり読みにくいところもあるかもしれませんがみなさんの力になれば幸いです。

 

注意

・当ブログではアニクラVJとアニソンRemixVJを想定して記事を書いております。

クラブ領域に関してはアマチュアレベルを想定して書いています。

プロレベル、商業レベルでのVJに関しては記事を鵜呑みにしないほうがいい点も多々ありますので、あくまでに参考として読んでいただければ幸いです。

・使い方を広く知らせるというのもこういう情報ブログの役割ではあるのですが、まずは動かしてみる、それっぽい絵を出してみるという視点でいくつかの記事は書いてあります。わかりやすさのために例題的に書いてある記事もあり、これが正解というわけではないので、他の基礎ブログも参考にしてみてください。

 

 

1.VJ基礎関連

老若男女におすすめのとりあえず「始める」「これからはじめたい人」向けのシリーズ。

 

 

 

 

 

 

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PCやMIDIコントローラーの選び方です。今のところ2022時点。

 

 

 


 

 

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ソフトの選び方です。無料や低価格ソフトについても。

 

 

 

 

打ち合わせについて。オーガナイザーさんや会場側の方も読んでもらえるとありがたいです。

 

視覚効果について。PCの初期設定として割と重要です

 

 

2.Resolume関連

愛着の湧きやすいVJソフトことResolumeの記事関連。実用中心です。

 

 

基礎操作・実用操作例系

Resolumeの実用操作を思いついた限り記したものです。

 

 

アニクラ系

PV原画等ある時向けのVJ方法(Spout等)についてです。

クラブミュージックよりアニクラで使いたい人向け。

 

制作物

Resolume向けのサンプルコンポジション、エフェクト等です。Resolume7向け。

 

 


その他ツール連携

 その他ツールを使ってResolumeを楽しくする方法が書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

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3.RekordboxVideo/Lyric/AWA

RekordBoxLyricに関する記事です。

※RekordBox Lyricは2024年11月にサービス終了し、歌詞の取得ができない状態となっております。

(以前に取得した歌詞は投影可能)

この記事は残しておきますが、現在では同様の運用は不可能となります。

読み物としてお楽しみください。

 

基礎系

基礎的な操作方法はこちらを参照してください。

VJさんとの連携手順についても書いてあります。

 

 

 

Rekordbox Video

 

 

 

応用系

ちょっと凝った表現したい時などに読んでみてください。

 

 

 

配信系

RekordboxLyricを配信で使いたい人向けです。DJさんにも。

 

 

4.OBS Studio&VLC

無料、ノンロゴでシームレスな映像オペレーションをするためのシステムづくりについてです。また、OBSとVLCはResolumeと一緒に使っていろんなことができるのでResolumeユーザーにも。

 

 

  

 

 5.Virtual DJ

アニクラ勢にはおなじみVirtual DJの記事です。

キーボードマッピングや各種ソフトの連携など。

 

 

6.SynapseRack

 

SainaさんのVJソフト、SynapseRackに関する記事です。

4Layerまでなら無料、それ以上の機能でも12000円と比較的安価にVJを始める選択肢となります。

 

 

 

 

 

 

 

7.VDMX

 

当ブログではアニクラ向けのVDMXの記事も扱います。

クラブ関係はもっと詳しい人のを見てください。

 

 

 

 

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8.その他

その他のソフトやハードについてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Youtubeチャンネル

ソフトの動作を動画で見たい人向けです。

基礎講座はこちらで。

 

★このページは気が向いたら更新します。

★記事リクエストや質問はTwitterでお願いします。

→https://twitter.com/msbt_ss

★Discord等での相談にもおそらく乗れると思います。TwitterのDMを通してもらえればできるようにします。

アニクラVJからDJに向けたお願い -よりよい連携のために-

アニクラにおいてVJさんはDJがどんなプレイをしてもついていこうとします。(少なくとも私は)

 

その一方、やっぱり私達VJは自動映像出し機ではなく人間なので限界がありますし、全員が全員どのジャンルでも正しく映像が出せるとは限りません。

 

正直なところVJに気を遣ってくれる人も多い一方、「こういうプレイをされると正しくは映像出せないかも」とか思う場面はありまして、正直歴の長いDJさんのなかにもやりにくい人がたまにいますし、新人のDJさんでもやりやすい人やりにくい人両極端に分かれます。

 

アニクラにおけるDJVJの関係

 

これはあくまで私見なのですが、特にアニクラやボカクラなどのコンテンツ系DJの世界において、DJとVJは二人三脚の関係だと思っています。(これは人によるかと思うのでどちらが上と思っても構いません。)

 

特に映像の力が大きく働くイベントもあり、そういうイベントでは大きい声では言えませんが、「『ある曲』に対し、『ある映像』を『確実に』出す」ことが求められます。

 

つまるところDJには自由なプレイをしてもらうことが前提としてもVJ側にある程度のご配慮・工夫をしていただきたいというのも事実でありまして、当記事はそれについて述べたものです。

 

必ずこうしろ!とかこれがマナー!とかというわけではなく、「VJに対しての心遣いとしてこういう事をしてもらえると助かるかも?」くらいのお話。

 

なお、アニクラなどの対応する映像を流すVJのお話なので、クラブVJについてはこの限りではありません。(曲名見て演出考える人はたまにいますが。)

 

1.動線を塞がないこと

過去パーティでていちばん切なかったのはこれ(導線を塞がれること)関連です。

 

まずはじめにご理解をいただきたいところなんですが、最近のアニクラ系VJは必ずしも曲を耳でイントロドンして映像を流してるわけではありませんし、全ての曲に対し聞いただけで曲名がわかるわけではないです。(一部そういう人もいますが、本当に稀かと思います)

 

現在、ほとんどのアニクラ系VJはDJのPC画面かCDJの画面を見て次の曲を知り、映像を流してるかと思います。

 

 

 

曲名・アーティスト名・タイアップなどを見て、「次はこの映像を流せばいいのか!」と判断し、HDD等から検索し、映像を流す。これが一連の流れです。

 

よって、アニクラ等のVJを成立させるには、VJが毎曲単位でDJのPCやCDJの画面を見ることはほぼ必須となります。

 

しかしながら、パーティで盛り上がった結果

・ブースに入って盛り上がりたい

・シャンパン入れたい!

・MCしたい!

・ブースで肩を組んで騒ぎたい!

・お客さんがDJブースに乱入してワイワイしたい!

・お酒を飲んでDJブース内で倒れてしまい道を塞いでしまう

 

など、VJがDJの画面を見に行けない!ということが割とあったりします。

パーティを盛り上げることも大事なのですが、VJが曲名を見にブースに見に来てるときは一旦冷静になって通路をあけてあげてください。

 

過去のイベントで前後の幅がない会場でDJ数人が肩を組んで歌ったり、酔っ払ったDJがブース横で倒れて踏みそうになったりしたとき、曲名を知る手段がなく、shazamで合わせてたこともありました。(確実に対応が遅れる)

 

ひどいときには「わー!いい曲!」っていってブースに乱入してきた非番のDJと激突したり、わたしがVJだと気づいてない人(たぶんお客さんかな?)に「邪魔。」と言われて手で払いのけられることやオーガナイザーがブース横を塞いでしまい動線が取れなくなったこともあります。

 

そうなると映像の切り替えも遅れたりとダイレクトに影響がでますし結構に切ないので、VJがDJの画面を見に来てるときにはできれば道を開けてあげてください。

 

2.選曲をスムーズにしよう&変えたら教えてほしい

 

自分はDJもしているからわかるのですが、アニソンなどのDJにおいては特にセットリストを組まない場合、

 

・流れを見て選曲したい!

・ある曲で〇〇さんが前に来たから〇〇さんの好きそうな曲をもう一回流そう!

・ある曲が流れてしまった!全然流れないから自分が流そう!

・ある曲が思いのほか盛り上がった/盛り上がらなかった!

・急に発売した別の曲を挟み込みたくなった!

・時間調整で1曲削りたい!足したい!

 

などの事由があるので、選曲をその場でセットしたあとに「やっぱりこっち!」と変えることは割とあります。これはパーティ上とても有効なことです。

 

実際筆者であるINOMUSICAもDJやることは割とあるので、DJの頭の中では「選曲これでいいのか?」の葛藤が常にありどうしても前の曲が終わる前に次の曲を変更することもあります。よって、VJさんは次の曲が入る直前に選曲を変更されることまでは想定に入れている必要があると感じています。

(VJへのTake Massageとしては「選曲は途中で変わることがあるからサビ終わりくらいでDJの画面見れるときは見ておこう」ということ)

 

しかしながら、

 

・VJがDJの曲を見に行き映像をセットしたあとでなんの指示も声かけもなく選曲を変える(VJが選曲変えたことに気づいてない状態になっている)

・流れが一切頭の中で決まっておらず、毎曲くらいの頻度で曲が終わる直前でようやく選曲が完了する(優柔不断・無計画)

 

ということをされるとさすがに対応しきれないことも多いかと思います。

 

DJの選曲過程はフロアから見えているわけではないので、このパターンで映像を間違えると間違いなく「なんでこのVJさん映像間違えたんだ・・・?」という目線で見られます。

特にDJがこの曲を挟み込もう!といって曲Aから曲Bに変更し、そのあとに曲Aを再生する場合には最悪の場合次の曲がネタバレしてしまうこともあります。

 

DJの選曲も最近は細分化しており、変えたあとの曲をVJが耳で聴いて「あの曲に変わってる!」と気付けるとも限らず、Shazamも物理的に時間がかかるので映像を合わせるのも遅れます。

ましてやDLで運用しているVJさんであれば直前に選曲変えられたときに対応できる可能性はかなり低くなると思います。

 

DJの隣にVJがいるような環境であれば割と気づけたり切り替える直前にPC画面を見れることも多いのですが、会場によってはDJとVJがL字状に配置してたりブースの横幅が大きかったりとVJブースとDJブースが離れていることも珍しくなく、VJブースからDJブースを何度も気軽に見に行けないこともあるので、そういった会場であるほど気を遣っていただけると助かります。

 

何にしようかな?何にしようかな?と曲をあれやこれやするのもDJの楽しみですし、次の曲のギリギリにこれだ!という曲が決まるのは脳汁が出てとても気持ちいいのはわたしもDJなのでわかります。1回の番手で3-4回ぐらいなら。

 

が、毎曲レベルで曲が終わる直前に選曲が決まるプレイをしている場合、映像を間違えるリスクが増大することはご承知ください。

 

3.Info見に来ることあります

 

 

 

 

youtube.com

 

上記のとおりCDJには楽曲の詳細情報を見る「INFO」という機能がついています。

この機能を使うとどうしても波形がその間は見えないになりがちなのですが、

 

・特に「Realize」「Believe」など同名曲が多い場合アーティスト名も見たい

・曲名だけだとなんだっけこれ?でもアーティスト名やアルバム名でどのアニメの曲かを思い出せることが割とある

・キャラソンだったらどのキャラの曲か知れることで手数が増える

 

などの関係で、INFOを見に来るVJさんもいます。VJさん側にもINFOを見る場合は素早く見て素早く戻ることが求められますが、CDJを操作されたからと言って怒らないようにお願いいたします。(見てる時間が長過ぎる場合は指摘してもいいとは思いますが・・・)

 

それと同時にINFOの見かた、見せ方、閉じ方はDJさん側でも把握していていいと思います。

 

●INFOを見たり見せたりする方法

 

CDJ-2000NXS等では右上にINFOボタンがありそこを押すと見れます。

CDJ-3000等ではタイトルをタッチすると見れます。

 

VJさんが「これってどっちのBelieveでしたっけ?」とか、「何の曲でしたっけ?」のやりとりも爆音のブースの中では声よりも視覚でやりとりしたほうが分かりやすいため、特にUSBでプレイされるDJさんはINFO周りに関してはご理解いただければと思います。

 

4.映像指定があるときには教えてほしい

 

実をいうとVJ全員がすべてのトレンドをチェックしているわけではなく、この映像を流して欲しい!がある場合は事前に言っていただけると確実性が上がります。

 

例えば

・なんらかの新規映像やMVが公開された!

・劇中のすごいシーンで流れる挿入歌やOP映像が派手なシーンで流れるなど

・その曲に関するインターネットミームが急に発生しみんなで踊りたくなった

・逆にインターネットミーム側の映像を出してほしくない(例のアレなど)

・JPOP原曲がアニメのタイアップをとった

・この曲は声優さんの映像を出してほしい

・卒業公演/ライブの映像を出してほしい

・劇中の挿入歌使いたいんだけど何話のシーンをできれば再生してほしい

・生誕祭などでこの曲で内輪ネタの映像素材を使って欲しい

 

という要望がある場合はDM等で事前にVJさんに相談したり、ストリーミング技術があるVJさんに対してはその場でオーダーしてみるのもありかと思います。(もちろんすべての要望に対応できるわけではないですが、相談されれば善処はしてくれる場合があります)

 

現場で

「〇〇話挿入歌ですよ!感動的なシーンで話題になったのでもちろん素材ありますよね・・・?」

「〇〇の新しいMV公開されたんです!(VJさんならご存知ですよね?)」

「地元のイベントでは〇〇さんの素材を出すと盛り上がる(けどVJさんならご存知ですよね?)」

コンテンツもので「〇〇の曲が流れたらこの映像出すのが定番です」

っていってもそれが暗黙の了解でないことも多いので、もしこの曲でこの映像を流してほしい!ってことがあればその曲を使う使わないに限らず気軽に事前に(←大事)相談してみてもらえればと思っています。

 

5.Remixや劇伴音楽の場合作品名か原曲名入れておいてほしい

 

特にアニソンRemixなどで「(アニメのセリフ) juke」とか「(アニメのキャラ名)Hardcore」とか「(VTuber名)Dubstep」とかいう曲名がありますが正直な話曲名で元ネタがわかることは多くなく、そのキャラの素材が正確に出せるとは限りません。

 

アニソンRemixの中にもエゴサ対策的に原題が入っていないことも珍しくなく、VJが必ずしもSoundCloudの話題音源に詳しいとも限りません。

 

また、多くのVJさんは映像を曲名で引きます。

 

ので、コメントを活用する、曲名に原題を入れておく、現地でVJさんとその場でやりとりをするなどなにか映像に関するヒントをいただければと思っています。

 

また、劇伴音楽に関しても曲名で素材引いても引っかかりませんし、タイトルが「BATTLE」とか「街の景色」とか重複するものも多いのでこれもなんの曲か必ずコメントなどを使って補足しましょう。

 

6.タイアップを答えられるようにしてほしい

 

4.のリミックスはもちろんですが、普通の原曲に関してもタイアップを答えられるようにしてほしいです。

 

毎曲作品名を口頭で言う必要はないですし、必ずしも見たアニメの曲をかける必要もないですが、せめて「これって何の曲ですか?」と聞かれたら答えられるようにはしてほしいです。

 

 

具体的にはやはりコメントか曲名にタイアップ名を(全曲ではなくとも)書いておくのが有効でしょう。

作品名で曲を引くこともできるようになるので選曲やリクエスト対応にも有利です。

 

特に複数のロックバンドが曲を書く少年誌系のアニメ化、似たタイトルが多くアーティスト名も覚えにくいなろう系などでは、「これってどの作品の曲だっけ…」となったり間違って伝えたりしやすいので、DJ側でもこまめに入力しておくと良いかと思います。

 

また、オールジャンルイベントの場合はその曲がボカロの曲なのか?VTuberの曲なのか?ゲームの曲なのか?なども非常に重要です。

ブース内でのやりとりでは「〇〇(アニメ名)の〇〇」「(曲名) 〇〇のほう」などの指示をVJに出すと思うので、事前にある程度は把握しておきましょう。

 

7.セットリストをガチガチに組んだ場合は事前に共有してほしい

 

もしセットリストをガチガチに決めてくる場合、セットリストはVJさんに提出しておくと映像が出る確率が増えます。

「セットリストを組んでくるなんてDJの風上におけねえ!」というわけではなく「組んだなら教えてね!」くらいのお話。

 

映像を事前にある程度準備したり予習できるのもありますが、2曲先の準備をしたりなどもできますし、ブースが離れて往復が多いような場合は負担の軽減もできます。

 

もちろんVJさんの中には多忙な方も多く、セットリストを貰ったとしても事前に作業できない場合もありますが、基本的にある程度流れが決まって出して欲しい映像が決まってるとかであれば事前にやりとりしておくのも有効なことかと思います。

 

もちろん、セットリストの選曲を当日変える場合でも(VJに選曲変更したことやセトリを結構変えたことが伝わっていれば)過剰に謝る必要とかはありませんし、「200曲くらいリストに入れてそっから選ぶんだよね」という人とかは必ずしも共有しなくてもいいとは思います。

 

余談的なものですが、デビューしたてのひとやVJのプレイスタイル的にセットリストありしか対応できない場合もあります。

全員がその場選曲に対応できるとは限りませんので、その場合はぜひ協力してあげてください。

 

8.映像を間違えたVJに罵声を浴びせないでほしい

 

映像が違うこと自体を指摘するのは助かりまして、特にセットリストありDJで1曲ずれてる!とかのときに指摘するのは重要なことではあると思います。

 

わたしたちも全知全能であるわけではないですし、事実何でも知ってるって人はかなり珍しいかと思います。

 

なんでもは知らないわよ。知ってるアニメだけ。

 

人間が映像を検索して映像を充てる以上間違いはありますし上記のようなDJとのやりとり失敗にて間違った映像が出ることもあります。

 

選曲の決まっているライブでの映像ポン出し(曲は決まっているが絶対に失敗してはいけない)とは性質が少し違うことはご理解いただけたら幸いです。

 

フロアからも別に「映像違くない?」ってなれば「映像ちがうかも!」という指摘はしていいんですが、

 

その口調があまりに強すぎると参ってしまいます。&事実お酒が入ってるお客さんや興奮したお客さんから「VJやめろ!!」「映像違えよバーカ!」とかのレベルの罵声を食らってしまい、それでVJをやめてしまった人も周りにいます。愛のある罵声も味になることはありますが、特にデビューして間もない人のことは優しく見守ってあげてください。

 

 

9.ショートミックスやるときやVSE使う場合は声かけて

 

サビでつなぎまくるショートミックス、イントロから即ラスサビなどに飛ぶVSE(Very short edit)ではVJがDJの選曲を見に来る→映像をセットする→再生するの過程を15-30秒以内に行わなければならず、ブースが離れてる場合では物理的に間に合わないことも多いです。

 

その場選曲においてショートミックス等を行うのであればこの曲からこの曲まとめていくよー!的にVJさんにお伝えして対応してもらうのがいいかな?と思います。もしくは映像が全部は出ない(2曲に1回くらいだけ出してもらう)か、事前にこの日のイベントではショートミックスやるかもという打ち合わせをしておくのが望ましいです。

 

対応できる人ももちろんいるのですがもちろん全員が対応できるわけではありません。

 

10.VJ機材の上で乾杯しないでほしい&ドリンクは嬉しいけど気をつけて

 

実をいうとVJ機材越しに乾杯されたことが割とありますし、知り合いにもそれでVJコントローラーを壊した人がいます。

 

VJ機材もDJ機材同様耐水性ではないので水を被れば壊れますし弁償をするのも心苦しいです。

 

ひどいときには下記の定番ステッカーをPCに貼り付けてる人がVJブース越しにテキーラで乾杯して液体をこぼされたことがあります。

 

 

enab.base.shop

 

どうしてもDJ機材を優先しがちですがVJ側にもPCやVJミキサーなど高価な機材も多いので、VJブース周りには細心の注意を払ってください。

 

あとVJさんにお酒を持ってきてくれる人も結構多く大変嬉しい!一方、会場によっては置く場所がないこともあるので受け渡し等には充分に注意してもらえればと思います。

 

11.演者挨拶で飛ばされるとさみしい

 

私はあんま気にしないです。&最近のイベントは演出上演者紹介しないものも増えてるのでそういうパーティでは大丈夫です。

 

ただ、終了後のDJ紹介があって全員終わりました!という雰囲気でVJ紹介を飛ばされるのはちょっと「パーティに存在してなかったのかわたし・・・」になってしまってちょっと寂しいです。

 

意外にもフロアに出ていけないワンオペのときに紹介を飛ばされる確率が高く切ないことになることは見てても割と多いので、VJいるときは紹介してあげてください。

(忘れがちな人はタイムテーブルにVJの名前載せとくことをオススメします)

 

結語

 

上記の記事を見て「要望多いなオイ!!」って思う人もいると思う方もいるかもしれません。

 

しかしながら繰り返しますがアニクラ等でのDJVJは二人三脚の関係でいたいと個人的には思っています。

 

VJにとってもDJ側の心遣いがあるととても嬉しく、VJやりやすい関係を構築することはVJをはじめたり続けたりするモチベになるかと思いますので、お気遣いいただけるとありがたいです。

 

ということでDJに向けたお話になりましたが、そういった記事でした。

 

 

 

 

 

VLC Media Playerの初期設定 練習会/ポータブルVJに向けて

前回の記事でポータブルVJに関する記事を書いたのですがそれの補足的な記事です。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

VLCに関しては当サイトでもいくつかか書いているのですが、このVLC Media Playerはノンストップで動画を再生できることと、非公式ではあるもののPortableAppsからポータブル版が作られているので、非常時のためにHDDに入れとくにはいい選択肢となります。

 

portableapps.com

 

 

VLC/GOM Player頭出しはできないもののプレイリストが作れることが非常に強力でして、セットリストを組むDJさんにとりあえず1枠だけでも練習会で対応したい!とか2枠くらいVJさんをお休みさせたい!「RekordboxVideoを持ってないけどDVJしたい&リップシンクはしなくてもコンテンツ位は示したいかも」ってならかなり選択肢になるかと。

 

GOM Playerでの記事はネット上にいくつかあるのですがVLCでの基礎記事はなかったのでこの機会に改めて記事にします。

 

・VLCの初期設定

 

完成形として、「VLCPlayerで動画再生し、つないだ画面に全画面投影しながらリストを見て操作する」ことを目標とします。

 

1.VLC Media Playerを起動し、「ツール」→「設定」を開く。

 

 

2.「インターフェース」内 で、「インターフェースにビデオを統合」「システムトレイアイコン」のチェックを外す。

 



 

3.字幕/OSDから「オンスクリーンディスプレイ(OSD)を有効化」「ビデオ開始時にメディアタイトルを表示」のチェックを外します

 

 

3.右下のリピートモードを1動画ごと(「1」がついた状態)にします

 

 

4.「表示」→「プレイリスト」からプレイリストを表示します。

 

 

5.これでプレイリストから映像を再生できるようになりました。

 

 

6.動画タイトルをダブルクリックで再生できます。

最初に動画を再生するとウィンドウで再生されるので、プロジェクター側の画面につないで「ウィンドウをダブルクリック」もしくは「f」キーで最大化できます。

以降は再生したい動画をプレイリストからダブルクリックでフルスクリーンの画面に次々投影できます。頭出しはできないので再生してから一生懸命追従するしかないと思います。

 

 

ここまででVLCで映像をとりあえずは止めずにつぎつぎ再生できるかと思います。

 

頭からの再生しかできないのが難点ですが、

キーボードショートカットを使って映像をそれっぽいところに合わせるとか、つぎつぎと流す曲の映像が予約できるので、セトリありのDJしながらVJをするとか、非常時のVJシステムとしてポータブル的に組んでおく需要、会場PCで持ち込みの動画をすぐに再生したい需要にもなんとか合うかな?と。

 

VDJと比べてもインストールがいらなかったりと手早いので、いろんな場面で役立つかと思います。

 

 

 

ポータブルVJの提案 -お客様の中にVJはいませんか?→なんとかなります!-

(アニクラVJ向けの記事です)

 

ポータブルVJっていうと言い方が変かもなのですが、ポータブルブラウザみたいな概念で、HDDやUSBに入れて誰のPCでもVJできる感じのシステムです。

 

こんな場面の時に役立ちます。

 

・VJPCがいつ壊れるかわからないしPCが超高騰してる!

・VJが来れなくなった!お客様の中にVJはいませんか?に対応したい

・現地に何らかのPCがあってVJPCとして活用したい

・新しくアニソン系の会場を作るんだけどVJの持ち込みを減らすためになんかしたい

・ワンオペVJをしてるけどPC1台だけだと不安

・軽めのイベントやや平日イベやりたい

 

とかのときにVJのHDDを任意のPCに繋いでその場を繋ぐみたいなことが必要な場面があります。

 

私の場合ですが、遠方に遊びに行き「現地にVJシステムが入ってるPCがあってそれでVJしたい、高度なリミックス対応とかまではいらないかな」って時にこのシステムが役立ちました。

 

つまるところほんとのピンチの時の予備システムとして「HDDになんらかの工夫をしておき、誰かのPCにHDDを接続したらVJがとりあえず開始できる」状態にしておくのは非常に心強いかと思います。

 

まず注意でOSの話

 

特にHDDなんですが、ファイルシステムによっては別のOSで読めないことがあります。

 

ファイルシステムはNTFSとかexFATとか呼ばれるやつで、これが違うと普段使ってるOSと違うOSでデータを読み込んだ際に思わぬ動作をすることがあります。

 

具体的には大容量のHDDをWindowsでそのままフォーマットするとNTFSという方式になり、この方式ではMacbookで扱いにくくなってしまいます。

 

なので、他の人のPCで読み込むかも?とか人に貸すかも?な人はexFATにしておくことを推奨します。(NTFSはNTFSでeverythingでの検索が早いなどのメリットはあるのと、ファイルシステムを変更するには基本的にHDDを初期化してデータを入れ直さないとならないので普段NTFSの人は変更しなくてもいいと思います。)

 

 

jp.easeus.com

 

つまるところ

 

・基本、普段WindowsでVJしてる人はWindowsのPCを、MacでVJしてる人はMacbookを借りましょう。

 

・どっちでもいけるようにしたいのであればHDDをexFATでフォーマットしておきましょう。

 

ということです。

 

ポータブルアプリを使おう!&ブラウザを活用しよう

もちろんですがVJ環境が構築されてないPCにHDDを接続してVJをするためには基本的にソフトをインストールしなくてはならず、HDDを接続して即座にVJをはじめるにはやっぱり10分くらいは見ないとなりません。

 

そこでインストールのいらないポータブルアプリを何らか入れておくことがいいかな?と思います。

 

また、ブラウザぐらいであればほとんどのPCにインストールされているとは思うので、そのまま使用できるかと思います。

 

ってことで必要になるもの

 

①Eveything Portable(検索系)

②Web-VJ

③YouTube-VJ

④なんらかのプレイヤーソフト

 

かなと。OBS StudioもPortable化できるらしいので候補かなと思います。

 

★検索系

 

実際のところVJPCが現場でダメになった!となったときじゃあほかのPCでVJする??というときに他のPCがWindowsだと検索が遅い!ってなります。

なのでWindows版の場合検索系がまず必要になります。

ちなみにMacは標準の検索機能がそれなりに早いので、非常時には

 

Windows→Everything Portable

Macbook→標準の検索機能

 

を使うことになります。

 

EverythingはPortable版が提供されているので、それをHDDもしくはUSBメモリ等に入れておきます。

 

 

www.voidtools.com

 

 

 

 

 

★再生系

 

ブラウザ系ツール

 

現場PCにGoogle ChromeもしくはMicrosoft Edgeがあってインターネット環境があれば、ブラウザ系ツールを使用するのが一番いいかと思います。

 

詳しいことはこちら。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

こちらの記事でも現場のVJPCがクラッシュしたり、たまたまHDDだけ持ってきてた!という場面を想定して書いてみます。

 

①YouTube-VJ

 

拡張機能とかの概念もあるものの、入れなくても使える&アップデートによりローカルに保存している動画も再生できるようになったので、アニクラ系に対応するなら最低限の構築が一番早いと思います。

 

ネット環境さえあればショートカットから即座に起動できる&YouTubeにも対応してるのがあまりにも強い。

 

 

 

動画をマウスカーソルで飛ばしたときの追従や負荷の重さは下記のWeb-VJよりは不安定かも?

 

②Web-VJ

 

上記のYouTube-VJがローカル動画に対応したことにより、YouTube-VJ単体でもいいのですが、

・YouTube-VJよりも動作が軽い

・4Deck使用もでき汎用系素材やパーティ用のモーションフライヤーなどへの切り替えが簡便

・ジャンプしたり速度を変えてもカクカクが少ない

・HOT CUE的な機能が使える

ことからHDDに素材が結構入ってるとかセトリ決まってるならこちらもオススメです。

 

sakuramemo.stars.ne.jp

 

 

 

これらのツールのリンクショートカットをHDDの最上ディレクトリに配置しておけば安心感あるかな?と。

 

 

 

◆ポータブル系ツール

 

動画再生系に関しては再生ソフトでポータブル化できるとなると以下のソフトが思いつきます。

 

正直な話をしてしまうと、2素材再生できて切り替えられるインストール不要のソフトは思いつく限りではVJごっこ2くらいしか思い浮かばず、このソフトも結構更新が止まっていて、Windows10/11あたりでは動画をドラッグアンドドロップしても反応してくれません。

 

arisane.hatenablog.com

 

なので基本は上記2システムのいずれかで運用し、ネット環境がないところで予備用に単体の動画プレイヤーを持っておくのが主流になるかと思います。

あくまでもPCもネット環境も両方死んだときのバックアップくらいの立ち位置です。

 

①VLC Media Player

 

VLC Media Playerは非公式ではあるものの、Portable.appにポータブル版があります。

 

portableapps.com

 

頭出しは苦戦しますが、動画を止めないで次々再生したりリストを作ることは可能なので、コンテンツを示すくらいの簡単なVJはできるかと。

 

 

②Media Player Classic

 

Media Player Classic Homecinemaも非公式のPortableAppがあり、非常時の動画プレイヤーとして使用できるかと思います。

 

ただ、Portable版はデフォルトの画面でOSの言語を反映してくれなかったり、設定周りはシステムVLCのほうが楽かも?

 

 

portableapps.com

 

 

ただ、アニクラVJで動画プレイヤーを使う方法としてはGOM PlayerとVLC Media Playerがノウハウもあるので、個人的にはVLC Media Playerの方が予備アプリとしてはオススメです。

 

→一応解説記事を追加で書きました。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

結論から言うと再生系は

 

・会場にWi-Fiとかがあるかテザリングできる→YouTube-VJもしくはWeb-VJのショートカットを用意し現地PCのブラウザとそのサイトを利用する

・それでも回線環境や現地ブラウザ周りが心配ならVLC Media Player Portableを入れておく

 

という感じになります。

 

★制御切り替え系

 

・OBS Studio

 

当ブログでおなじみOBS Studioもポータブル化できます。

 

以下の記事が詳しいかな?と。

 

note.com

 

これがあれば複数ソフトの表示切り替えができたりとかなり助かる場面も多いので、スペックが許せば入れておくのもありかな?と思います。

 

★汎用素材/背景素材系

 

素材がないときやリミックスに使う素材はなんらかのフォルダによく使うやつをまとめておくことをオススメします。

 

気をつけたいのが形式。通常のChrome系ツールは.movを読んでくれず、ほかの人のPCでコーデックがDXVやHAPのファイルは読みこめないことが多いので、

 

・.mp4(H264)等の汎用性の高い形式でHDDに保存

・よく使うものを選別してフォルダにまとめておくこと

 

が重要です。

 

 

素材販売の時点で.movなどで収録されていることも多いので、必要に応じ変換しておくといいかと思います。

 

また、BPMに連動する素材のBPMを合わせることは上記のシステムでは非常に難しいので、トンネル素材や連続で動く素材などを主に組むといいかな?と思います。

 

★システム概要

 

まとめると、

USBメモリまたはHDDを以下の状態にしておけば、誰のPCでもすぐVJできるようになります。

 

自分のPCが壊れたり、VJが来れなくなったときも人のPCにHDDを繋いでEverythingとブラウザ系ソフト(YouTube-VJ/Web-VJ/VLC)のどれかを立ち上げるだけですぐにVJすることが可能です。

 

実質1分くらいでシステムの立て直しができます。Resolumeが落ちて再起動する時なんかも場をつなげます。

 

 

★ここまでで荷物をどのくらい減らせるか?

 

ここまで組めば、キーボードマウスでの操作になりますが、

 

・ポータブルHDD

・HDMIケーブル

(・イヤホン)

(・テザリング環境)

 

くらいまでは荷物が減らせるかと思います。もちろん現地でPCは必要ですが、ゲーミングまでのスペックは必要ないので、PCを貸してもらえさえすれば「平日に仕事帰りに軽めのイベントしたいけど映像も入れたい」とか「DJもやるけどVJもお手伝いしたい、両方荷物持っていくのはキツい」「ワンオペVJ時に予備システムとしてなんかほしい」という場面でも運用として選択肢に入るかと思います。

 

ということでポータブルVJの提案的な記事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

NeonVJ -iPhone/iPadでお手軽曲名出し-

最近ですが、iOSのアプリでNeoN VJというアプリが出まして、結構ロックやJPOP、DIGの要素のあるパーティにいいかも!となりました。

 

特にオールジャンルミュージックイベントかつ曲の布教を目的としているイベントなどには結構プロジェクターに繋いで情報表示ツールとして使うことがかなり有効だと思います。

 

f:id:ino2408m:20260310230925p:image
f:id:ino2408m:20260310230919p:image

VJがいなくても、事前にセトリを提出しなくても曲名が出るのは良い点です。

 

あと曲名が重要になるパーティとかもたまにあるので、そういうイベントでも有効かと思います。

 

概要

 

・要はShazamをいい感じのレイアウト&自動でプロジェクター等に出力するソフトです。

ネイティブモードにするともうAメロくらいで曲名をいい感じに自動で表示してくれるので爆速。

・アートワークも出るし、DJ名やイベントロゴなんかも表示してくれます。

・プロジェクターがない会場やVJがいる場合でもiPadとかに導入して会場に置いとくと曲名表示サイネージとして機能するので結構みんな助かると思います。

・技術的にはNDI Scan ConverterやVJミキサー・キャプチャなどで映像をVJで使用することも可能。

・Shazamを高性能にした作りなので、VJが音声から曲名を調べるのにも大活躍します。(Shazamのアプリよりもだいぶ高速で認識してくれます。)

 

特にアニソン以外のパーティにおいて、「曲情報」ってめちゃ重要だと思ってるので・・・

 

そしてクラブだとShazamをするときにお客さんの目線が下がってしまうのが難点で、これがあればプロジェクターにShazamが出せるので目線が下がらない!という状態にできるのはとても強いと思います。

 

NeoN VJ

NeoN VJ

  • hidenori yasumoto
  • ミュージック
  • ¥3,990

apps.apple.com

 

4990円(セール中は3990円)しますが、それだけの価値があると思います。

 

◆だいたいの使い方

 

起動してマイクを許可して開始を押すだけ。非常に簡単。横画面でも使えます。

 

 

 

細かい設定ですが、タップすると出てきます。

 

重要な設定としては楽曲認識設定とレイアウトがあります。

 

f:id:ino2408m:20260310231314p:image

 

 

楽曲認識設定「安定」「Shazamネイティブ」「カスタム」があります。

 

「安定」でも結構早いですが、「Shazamネイティブ」はさらに認識が早いのでお好みで好きな方を選んでください。曲が流れて3-4秒くらいで楽曲情報をつぎつぎ表示してくれます。

 

iPadやiPhoneで使用する場合はこれでもう終わりです。

 

◆レイアウトの変更

 

初期状態だと文字が大きくて縦配置だとすべて入り切らないので、文字の大きさを変更することができます。

 

上の「設定メニューをすべて表示する」をONにするとフォントの大きさなどをいじれるので、お好みで調整してください。

 

f:id:ino2408m:20260310231354p:image

 

powered by NeoN VJを表示させたくないときは、レイアウト設定の「コピーライト」の位置を−0にすると非表示にできます。

 



 

また、後述のPCに取り込むためにアートワークを表示させないようにもできます。

 

iPhoneやiPadを縦に使いたい場合、文字が入り切らないときがあるので必要に応じてフォントの大きさを調整するといいでしょう。

 

曲名は長いこともあるので、横レイアウトもオススメです。

 

f:id:ino2408m:20260310232148p:image

 

 

 

◆プロジェクターに投影したい

 

プロジェクターに投影したい場合は、ミラーリングケーブルかDigital AV アダプタを使います。

 

公式のものが望ましいですが、結構高いので、代替品でもいいと思います。

 

www.apple.com

www.apple.com

 

公式のもので8000~12000円くらいしますが、非公式の代替品なら2000円以内くらいであります。

 

使用は自己責任になりますが、安い類似品もあるのでそちらを使ってもいいと思います。

 

item.rakuten.co.jp

 

 

選び方のポイントとして、電源供給があるタイプの方が安定しています。そもそも長時間使用するので電源供給がないとすぐバッテリーが無くなると思うので・・・

 

このHDMIをプロジェクター等に設営し、「外部ディスプレイ自動表示」をONにすれば投影できるかと思います。

 

プロジェクターに投影するとこんな感じに映る上、設定中にも画面が写り込まないので、結構オススメです。

 

 

◆iPhone/iPadの設定

 

現状のverではiPhone/iPadがすぐロックされてしまうので、「自動ロック」をなしにしておくことを推奨します。

特に後述のNDI scan Convertorを使うときにはロック画面に戻ると通信が途切れることもあります。充電しながらロックしない設定で運用するのがいいかな?と思います

 

◆VJソフトで使いたい

 

①NDIを使う

 

公式でベータ版ですがNDIがサポートされました!一番気軽に運用できる方法かと思います。

 

ソースモード(NDI/HDMI)を有効にする[Beta]にし、

 

f:id:ino2408m:20260322113017p:image

 

 

 

「開始」を押すとNDIでNeoNVJの画面がVJソフトに取り込めます。

 

f:id:ino2408m:20260322113312p:image

 

 

 

ResolumeだとLOCALHOST(NeoN VJ)という名前なので、これをSourceからドラッグアンドドロップすればOK。

 

 

会場のWi-FiやPCのセキュリティ設定次第では使用できないこともあるので注意。

 

②NDI HX Capture等でワイヤレスで飛ばす

 

アプリ自体にNDIがついたのでこの方法を使うメリットはなくなりましたが、AWA Lyric Diveのときにも紹介したNDI Scan Convertorを使うとNDIでVJソフトに映像を飛ばすことも可能です。

 

使用用途としてはNDIでAWA Lyric DiveとNeonVJを使い分けるときとかはソースが統一されるので便利かな?くらい

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

 

NDI Capture: Screen Sharing

NDI Capture: Screen Sharing

  • NewTek
  • 写真/ビデオ
  • ¥1,500

apps.apple.com

 

f:id:ino2408m:20260310232415p:image

 

 

②HDMIキャプチャを使う

NeoN VJはHDMIケーブルでiPhone/iPadを画面に繋いだときに快適に動作するように設計されているので、

 

上記のDigital AV アダプタ+HDMIキャプチャーを使うと一番運用しやすいかと思います。NDIは会場のWi-Fiを使用する場合セキュリティ的に使えないことも多いので、予備手段として持っておくといいかな?と思います。

 

 

HDMIキャプチャはこういうHDMIからUSBに変換し、Webカメラと同様に映像を扱えるものです。安いのだと2000円前後。

 

カメラとして認識されるので、ResolumeやOBS Studioなどではそのまま使えます。

 

 

②NDI HX Capture等でワイヤレスで飛ばす

 

アプリ自体にNDIがついたのでこの方法を使うメリットはなくなりましたが、AWA Lyric Diveのときにも紹介したNDI Scan Convertorを使うとNDIでVJソフトに映像を飛ばすことも可能です。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

ただし、会場のWi-Fiのセキュリティの関係でNDIでiPhone/iPad⇔PCの通信ができなくなることもあるので注意。

 

NDI Capture: Screen Sharing

NDI Capture: Screen Sharing

  • NewTek
  • 写真/ビデオ
  • ¥1,500

apps.apple.com

 

f:id:ino2408m:20260310232415p:image

 

配線をコンパクトにしたいときとかは便利かな?と思います。

 

取り込んだ映像は必要に応じてエフェクトで調整し、VJソフトに載せる形になります。

 

ResolumeであればCropやTransformなどでお好みの大きさに調整したり、Automaskで背景を透過したり、Slideで曲名をスライドさせたりといろんな使い道があると思います。

 

 

◆結語

 

NeoN VJを使用すると曲名を出すことが可能です。特にイベントによっては結構曲名を出すことが喜ばれるので、オススメです。

 

ミュージックバー等で固定のiPadやiPhoneを用意し、VJがいないときにこれを入れておくという運用もアリかもしれません。(筆者の環境ではiPhone SE2と安めのキャプチャで動作してます)

 

 

VJがいない・・・でも楽曲情報は投影したいなというとき重宝するので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

GrabDuct✕Resolumeでお手軽マスクトランジション

GrabDuctの応用的な使い方で私が使ってる方法になります。

 

以前のいくつかの方法の合わせ技です。

 

GrabDuctの使い方は前記事を参照。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

VJをしてると2素材どっち投影するか迷う!とかネタを挟み込みたい!とかこっそり例のアレをサブリミナルしたいってことがあると思います。

 

過去にもこの手の記事は書いているのですが、GrabDuctの使用法としてResolumeと組み合わせてA⇔Bのマスクをするのも結構オススメ!となりました

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

なにができるかっていうとA⇔Bの素材を白素材と掛け算していい感じに2素材切替えられます。画像で見るとこんな感じですかね。(GIFはじめて作った)

 



 

 

普通に重ねるよりも結構見やすいと思います。

 

特にアニクラで2素材以上使いたいときやアニソンリミックスの対応などでいろんなことができるようになります。

 

やり方:

 

1.VirtualDJとかのレイヤーの上にP1 GrabDuct/P2 GrabDuctを置く

 

 

2.その上に白素材・トランジション素材を置く

 

トランジション素材は白から黒に切り替わる系のやつです。

 

booth.pm

 

booth.pm

 

真っ白じゃなくても大丈夫ですが、基本的には真っ白と真っ黒が切り替わる系のやつを選んでおくといいかなと思います。

 

動画として扱うので、Resolumeの場合はDXV等に変換しておくことをオススメします。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

こんな感じに配置。

 

 

3.白素材を入れたレイヤーを右クリックし、Mask Mode→One Below にする

 

3.白素材を入れたレイヤーのフェーダーを全開にし、GrabDuctを入れたレイヤーのフェーダーを挙げると、白素材にGrabDuctが乗り、VirtualDJ⇔GrabDuctが動きながら切り替わるようになります。

 

 

応用例として

 

汎用素材⇔GrabDuct をマスクで切り替えリミックス風に

OBS⇔GrabDuctをマスクで切り替えWebから2素材投影

 

などもいけます。

 

現状VirtualDJから各デッキでSpoutを飛ばすと重い上、複数素材がHDDになければなりませんが、この方法であればおそらくその運用よりは軽いです。

 

また、思いついたサブ素材をどんどんGrabDuctで送って入れられることです。特にニコニコ動画に対応しているので、MADをチラ入れ込んだりするの非常に楽。ネタVJをしたい人や投影したい素材が多い人、アニメ系で推しキャラを出したい人にも最適かと。

 

欠点としてはVirtualDJの素材再生とYouTube等の素材再生を同時に行うのはちょっと難しいので、どっちかがずれることがほとんどです。

 

ただ、画面の動きが増えるのでリップシンクの粗も気づかれにくくもなります。

 

各システムを導入していれば手軽に行える上、2素材以上を使う選択肢がグッと増えると思うので、ぜひ試してみてください!

 

 

 

 

 

GrabDuctの大体の使用法(導入と基礎的な使用法)

前回の記事で紹介したGrabDuctの使い方についてわたしの方でもわたしなりにまとめときます。詳しい使い方は公式サイトを参照で、主にわたしの方では簡単な使い方と他ソフトの連携についてがメイン。

 

※当該サイトの利用規約を必ずご確認のうえ、自己の責任において利用してください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

◆GrabDuctとは?

 

GrabDuctとは、最近こなこなさんという方が開発したツールで、YouTubeなどのタブを直接Spoutにして各ソフトに送れるソフトです。

 

 

YouTube側で再生位置を変えると追従してくれる他、ニコニコ動画やBilibiliなどにも対応しています。特にネットミームや例のアレに強いニコニコ動画や、動画が消されにくいBilibiliがリアルタイムで投影できるというのが非常に強いです。

 

現状Picture in Pictureを2ブラウザで動かしている人は、1ブラウザに操作を統合できるというのがひとつ強い点。

設定は難しいところもありますが、初期設定をしたあとは使い方は簡便な部類です。

 

使用にはこなこなさんのDiscordに加入することが必要です。

無料版は720p、2Deckまで。

 

◆導入法

 

grabduct.konalab.work

 

詳しいインストールのURLはDiscordに掲載されているので、そちらからDL。

 

ソフトはおおよそ2つの要素からなります。

 

・GrabDuct Extension(GoogleChrome用の拡張)

・GrabDuct Receiver(↑から映像を受け取りSpoutに変換するソフト)

 

これに加えて

・Spoutを受信できるソフト(OBS Studio/Resolume/VirtualDJ等)

・Spout Settings

が必要になります。

 

◆Spoutとは?

 

一応Spoutについて過去に記事を書いています。

 

簡単に説明するとソフト間で映像をやりとりする規格みたいなもので、対応しているソフトにリアルタイムに映像を送ることができます。

 

イメージとしては「ソフト間のHDMIケーブル」みたいなものだと思ってもらえればいいかなです。

 

GrabDuct単体では映像をフルスクリーン投影できないので、なんらかのソフトに飛ばす運用をとります。

 

また、Deckが1つだけだと検索画面に戻ると画面が止まってしまうことがあるので2つ使うのですが、その切替もVJソフトで行うことになるかと思います。

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

◆Extensionの入れ方

※Extension等に関してはこなこなさんのDiscordを参照の上、最新のものを入れるようにしてください

 

1.GitHubからダウンロードした「grabduct-extension-v0.◯.◯.zip」フォルダを解凍して適当なフォルダに置く。

 

github.com

 

 

フォルダ自体を拡張機能として読むので、フォルダの保存場所を変えるとうまく動作しません。邪魔にならないところに置くといいかと思います。

 

GoogleChrome等のアドレスバーに「chrome://extensions/」と入れると拡張機能の管理画面を開ける。

 

 

2.右上のデベロッパーモードをOnにします。これでChromeウェブストア以外から取得した拡張機能を読めるようになります。

 

 

3.左上の「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックし、さきほど置いた「grabduct-extension-v0.◯.◯.」フォルダを選択する。(フォルダごと指定してください)

 

 

 


4.右上のパズルマーク内、GrabDuct右の画鋲マークをクリックし固定する

 

 

 

 

とりあえずこれでChrome側の準備はOKです。


◆Receiverをインストール

 

1.下記サイトからこなこなさんのDiscordに加入する(あとで認証に必要になります)

 

grabduct.konalab.work

 

 

2.GitHubからダウンロードした「grabduct-receiver-v.◯.◯.◯」フォルダを解凍して中身を実行し、インストールする。

 

github.com

 

2.初回起動するとDiscordでの認証が求められます。画面進むとブラウザが起動するので、ID/パスワードを入れてDiscordにログイン。

ログインすると以下の画面になるので下までスクロールして認証をクリック。

 

 

 

3.Receiverが起動するようになりました。必要に応じてショートカットをデスクトップに登録したりタスクバーにピン留めしておくといいかと思います。

 

 

◆グラボ系の初期設定

 

(非ゲーミングノートの場合はこの手順を飛ばしても大丈夫です)

 

一応はこれで使えるのですが、特にゲーミングノートを使用している場合、高確率で映像伝送がうまくいきません。理由はSpoutで映像を飛ばすに当たってのCPUでの映像処理(統合グラフィック)とGPUでの映像処理(単体グラフィック)の混在によるものです。

 

そのため設定をいろいろする必要があります。

 

一応以下の記事に近いものがありますが、こちらでも説明。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

今回はグラボがNVIDIAの場合ですが、だいたい設定手順は同じかと思います。

 

1.デスクトップで右クリックし、NVIDIAコントロールを開く。

 

 

2.「プログラム設定」→「追加」からGrabductを追加する。

 

 

3.右下の「参照」からGrabductを追加する。

デスクトップにショートカットがあればそれでOK。

なければ、PC→Windows→Program Files→GrabDuct Receiverあたりにあります。

そこの「grabduct-receiver.exe」を選択してリストに追加。

 

4.「このプログラム用の優先グラフィックプロセッサを選択する」を「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」にする。(もしこの設定でエラー起きれば別の設定にしてみてください)

 

 

◆Spout関連ツールの設定

 

1.Spout関連ツールを入れます。以下のサイトからSpoutをダウンロード。

 

 


2.解凍したフォルダ内Settings→SpoutSettingsを開きます。

 

 

この設定項目のAuto Share/CPU Shareをいろんな組み合わせで試してみてください。


◆実際の使用

設定をしたら、使ってみましょう。使用法そのものは割と簡便です。

 

注意点ですが、GrabDuct Receiver→Google Chromeの順でソフトを立ち上げないとReceiverが認識しません。

 

なので、必要に応じてGoogle Chromeを再起動してください。

 

1.GrabDuct Receiverを立ち上げてからGoogleChromeを立ち上げ、右上からGrabDuctを起動します。「レシーバー接続中」と表示されていればOK。

 

 

 

2.動画サイトを開き、目的の動画のページに到達したらプレイヤー1をクリック。

 

3.Spoutとして取り込まれます。

動画のシークバーを動かすと動画はその再生位置と連動します。

 

4.各種ソフトでSpoutを受け取ります。

 

◆2デッキ使う

実際の使用では検索している間動画が止まってしまうため、おそらく2デッキ使って入れ替えみたいな感じになるはずです。

 

プレイヤー1で検索・頭出し→プレイヤー1で再生→プレイヤー2で検索・頭出し・・・→プレイヤー2を再生して投影・・・以下繰り返しになる気がします。

 

基本的には割り当てられたタブの動画は再生開始したときに再認識してくれるので、大丈夫かと思います。

 

 

ただ、たまに動画を切り替えてもうまくいかないこともまれにあります。

 

◆各ソフトで拾う

 

さて、これで各ソフトにて拾うことができるようになりました。

 

主要ソフトだけでもご説明します。

 

①Virtual DJ

 

Virtual DJで拾うには、Spoutをあらかじめ導入しておくことが必要です。

 

手順は以下より。

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

1.各デッキのビデオエフェクトから「Spout Sender」を選択してアクティブにする。

右の歯車マークをクリックし、設定画面を出す

 

 

2.設定画面のSenderより「P1 GrabDuct」を選択。

GrabDuctのプレイヤー1で読み込んでいるものがVirtualDJに乗ります。

 

 

3.同様に右デッキで設定画面を出し、Senderで「P2 GrabDuct」を選択する。

 

 

4.これでSpout ReceiverをONにするとGrabDuctの画面が、OFFにすると読み込んでいる動画が乗るようになります。

 

キーボードでもMIDIコンでもいいですがワンボタンで発動できるようショートカットを作るとたいへん便利です。

お好きなキーもしくはMIDIコンのボタンに「deck ◯ effect_active 'SPOUTRECEIVER'」を設定すると一瞬でYouTube to SpoutをON/OFFにできます。

 

以下、文例です。

「deck 1 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 2 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 3 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck 4 effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

「deck master effect_active 'SPOUTRECEIVER'」

これをVirtualDJの設定画面にてコピペすると、ワンボタンで切り替えできるようになります。

 

どうやらSenderの設定だけは引き継がれないようなので、お手数ですが起動ごとに設定してください。

 

②Resolume

 

Resolumeで拾う場合には特に設定はいりません。

 

「Sources」の中に「SPOUT SERVERS」があり、そこに「P1 GrabDuct」「P2 Grabduct」があるので、それをドラッグアンドドロップすれば読み込めます。

 

 

無料版の場合はサイズが720pなので必要に応じてAutoSizeにて調整してください。

 

もちろんエフェクトやマスクも可能です。

 

③SynapseRack

 

SynapseRackもResolumeと同様にSpoutが特に設定なく使用できます。

Media Browserの「Spout」の中に「P1 GrabDuct」「P2 Grabduct」があるので、レイヤーを選んでそれをクリックすれば読み込まれます。

 

 

NodeにもSpoutReceiverがあるので、エフェクトをかけたりも可能です。

 

 

④OBS Studio

 

OBS Studioにも送れます。

 

1.OBS StudioにSpout Pluginを入れる

 

github.com

 

2.右クリック→追加→Spout2 Captureでソースを追加。

Spout Senderで「P1 GrabDuct」を選択。

 

 

 

2.追加したらソースの上で右クリックし、「変換」→「画面に合わせる」で画面に合わせます。

 

3.シーンの名前を「GrabDuct 1」などにする。同様に「GrabDuct 2」のシーンも作成。

 

 

4.「表示」→マルチビューでマルチビューを出し、切り替えながら使う。


5.フルスクリーン投影する場合は右クリックで全画面プロジェクターで投影可能。

Spoutで他ソフトに送る場合はツール→Spout Output Settingsから。

 

★全画面投影の場合

★Spoutで他ソフトに送る場合

 

特にOBSのマルチビューで切り替えと各入力のモニタリングを行い、Resolume等に送る運用がGrabDuctの画面を見ながら映像を管理できるので個人的にはオススメです。

 

 

◆お役立ちChrome拡張

 

実際の使用において、YouTubeであれば次の動画を再生してしまうのが煩わしかったり速度コントロールが難しかったりといろいろと難しいところがあるので、Chrome拡張をいくつか入れると楽になります。オススメのものをいくつか。

 

①Looper for YouTube

 

YouTubeの動画を自動でループしてくれる拡張。

通常は右クリック→ループ再生の手間があるが、これを入れて右下のLoopをクリックすると自動でループ再生になります。

 

chromewebstore.google.com

 




②VideoSpeed Controller

 

映像の速度が細かく調整できるようになります。

 

chromewebstore.google.com

 

 

 

③Google Chromeのタブをミュート

 

アクティブじゃないタブをミュートしてくれます。見てる方の動画だけを再生できるので、音がごちゃごちゃになりにくい。運用次第で。

 

chromewebstore.google.com

 

◆Bilibili動画について

 

Bilibili動画は登録をしないと1分くらいでダイアログが出て動画再生が止まってしまいます。

 

中国語なので登録は難しいですが、運用する場合は無料ですので登録をしておくことをオススメします。

 

note.com

 

 

◆結語

 

GrabDuctができたことにより、YouTube以外の動画プラットフォームを映像として取り込むことが技術的には可能になりました。これにより、さらにVJが楽になると思うので、ぜひ使ってみてください。

 

応用的な使い方はまた後日まとめさせていただきます。

 

YouTube応用型VJのまとめ

2025年辺りで、VJソフトにYouTubeの映像をDLより早く送る技術がいろいろ発展してきました。

 

当初はP in Pくらいしかなかったのですが、今では6種類くらい選択肢がありまして、どれを使ったらいいの?という声もお聞きするのでこちらのブログで一旦まとめてみようと思います。

 

※ここに書いてある技術は技術的に可能ではありますが、各人の責任で行ってください。

 

①Picture in Picture

 

ピクチャーインピクチャーは、YouTube公式の機能であり、画面をダブル右クリックすると使えます。

このウィンドウをOBS Studio等でウィンドウ指定でとりこみ、各種VJソフトに転送できる。

 

YouTube公式機能であり、元々は作業しながらYouTubeを見ることを目的に設定してああるため、YouTube側の仕様が大きく変わらない限りは安定して利用できるのが特徴です。

 

検索してすぐ出せたりリストも利用できる。

 

利点

・ブラウザ1つでの利用なら負荷は小さい

・YouTubeと同じ操作で運用できる

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・履歴が残る

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・フルスクリーンでの運用ができずVJソフト等が必要

・ピクチャーインピクチャーで出している画面にマウスが乗ると再生ボタンなどが表示されてしまう

・ピクチャーインピクチャーで出しているウィンドウが小さいと画質が悪くなる

・次の動画の頭出しをするには2つブラウザを立ち上げる必要がある

・細かい再生時間の調整や速度変化には対応していない

・自動でループする設定になっておらず次の動画が再生されてしまうことがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

②YouTube-VJ

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

kazuprog.work

 

KazuProgさんが作成したツール。

YouTubeを2系統まで読み込むことができ、再生位置の調整も本家よりしやすい。

入っているアドオンを入れるとYouTubeのURLをコピーアンドペーストしなくても読み込んでくれる。

ただし、YouTube側のAPI周りなどの変更によるバグなどは起きる事は稀にあるかも。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・P in Pよりも再生時間制御がしやすい

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・このツール単体でフルスクリーン投影が可能

 

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・YouTubeの他サイトへの貼り付けに近い機能を使っているので一部動画が再生できない(センシティブや公式系など)

・動画の切り替え時などにタイトルが表示されることがある

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

③簡易VJアプリ

chromewebstore.google.com

あさのさんという方が作成した簡易的なVJツール。

Chrome拡張として提供されているので、導入~使用まで非常に簡便。

Bilibiliにも対応したみたいです。

他のツールよりも使用法はシンプルで、交代でVJするときにも操作さえ教えておけばなんとでもなる。

基本的に1デッキ運用を前提として作られており、再生中にCtrl+Xで動画を投影できるうえ、切り替えの時でもエフェクトが入るのがありがたい。


こちらもネットベースのツールなので、更新やYouTube側の使用変更により使えなくなる事はあるかもしれません。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・操作が非常に簡便で導入も簡単

・bilibiliに対応

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・このツール単体でフルスクリーン投影が可能

 

欠点

・VJソフトに取り込むにはOBS Studio等が必要

・映像が切り替わるのに時間がかかりタイトルも表示される

・映像の再生位置調整は上記ツールよりは難しい傾向にある

・YouTubeの他サイトへの貼り付けに近い機能を使っているので一部動画が再生できない(センシティブや公式系など)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

 

④GrubDuct

 

 

 

grabduct.konalab.work

 

 

こなこなさんと言う方が作ったツールで、上記サイトに乗っているdiscordに加入することで使用可能です。

ブラウザの拡張機能とDLして使うRecieverを組み合わせて映像をタブごとに各VJソフトに送ることができる。

 

ようはOBS Studioなし、1ブラウザ、リアルタイムにてYouTube等の映像を各種ソフトに飛ばすことができます。

 

Spoutという規格にも対応しているのでVirtualDJ,SynapseRack,Resolumeなどに直で映像を送れるのが非常に強い点。

 

そしてニコニコとBilibiliに対応しているので対応できる場面が非常に多いです。

無料版だと2Deckで720pまで。

 

利点

・ブラウザを2つ立ち上げなくても次の映像の頭出しができる

・ニコニコ動画およびbilibiliに対応

・読み込み時間に関して、YouTubeを直接見るのと変わらない

・YouTubeのUIをそのまま使える

・OBS なしで各ソフトに転送可能(ResolumeやVDMXで直読みできるのでマスク素材などにも便利)

・対応サイトでなくても各タブがそのまま転送可能

 

欠点

・対応解像度が無料版では720pまで

・プレビューされないので出力を別ツールで見る必要がある

・単体ではVJできない

・導入は上記ツールよりはやや難(非公式ChromeExtentionとReceiverの両方を使用するため)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

・Premium会員じゃない場合は広告が入る

・まれに検索で画面戻るなどすると映像転送が止まることがある

 

⑤URL to Spout(FANBOX)

 

ここからChrome系ブラウザ以外のツール。

SynapseRackでおなじみ、Sainaさんが作ってるツールです。

 

PixivFanboxのかなり開発応援プラン(¥1000)以上に入るとDLが可能です。

 

sainakey.fanbox.cc


URLを打つと映像が出る。というシンプルなツールで、かつ単体のツールとして提供されているのでOBSを立ち上げて映像を取り込む設定をするより非常に簡便です。ようはDLして起動するだけで使用可能。
MIDIコントローラー周りに関してもおそらくはブラウザ系ツールよりも設定はしやすいかと思われます。

 

クリップボードからの貼り付け機能もあり。上記のChrome系ツールはほとんどYouTubeをなんらかの方法で他のサイトより貼り付けて機能を実装しているので単体ツール系だとちょっと読み込みに時間かかるのですが、DLよりは早いかと思います。

 

ブラウザ系のツールじゃないので、YouTubeの使用変更があったときに、ソフト自体を更新する必要があることに注意。(使用する前日などにちゃんと動くかは確認したほうがいいかと思います。)

 

利点

・OBSを立ち上げなくても映像が各ソフトにSpout等で転送できる

・DLするだけで使用可能

・URLを貼るだけで操作でき簡便

・単体で2つまでURLを読み込める(複数起動も可)

・一部の動画では歌詞の情報も読める

・Premium会員じゃなくても広告が入らない

・ブラウザ系ツールよりもMIDIコン周りの設定がしやすく設定も保存できる

 

欠点

・URLを貼ってから動画が読み込まれるまでに少し時間がかかる(10s程度)

・一部のURL形式に非対応

・単体ではVJできない(同じくSainaさんが開発しているSynapseRack等と組み合わせることが前提で作られている)

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

 

 

⑥ytdlpSpout

 

 

booth.pm

(2026年3月現在使用不可)

 

TMPraさんという方が作成した、シンプルにURLを貼るとSpoutに変換してくれるツールです。BOOTHでは有料ですが、ショップに書いてあるサイトから飛べばGithubで無料でDLできます。

 

これもChromeとは別のソフトで動くので特徴としてはURL to Spout/Syphonと似ています。

 

良い点としてyt-dlpというコマンドラインをベースにしてるのでニコニコやBilibiliなどにも対応していることと、ストリーミングしながらDLを同時にし、他の動画を読み込んだときに一時ファイルを消すような仕様になっているので他のツールよりもネット環境が悪いところに強い点。

 

(一応2026/03/01ではニコニコ動画は読めましたがYouTubeは読めませんでした。おそらくyt-dlp周りの仕様・・・?)

 

利点

・OBSを立ち上げなくても映像が各ソフトにSpout等で転送できる

・DLするだけで使用可能

・URLを貼るだけで操作でき簡便

・一時DLと併用する挙動で、他のソフトよりも止まるリスクが少ない

・Premium会員じゃなくても広告が入らない

・ニコニコやBilibiliにも対応

 


欠点

・URLを貼ってから動画が読み込まれるまでに少し時間がかかる

・一部のURL形式に非対応

・単体ではVJできない

・YouTube周りの仕様変更によりバグが生じることがある

 

まとめ

 

 

それぞれ特徴があります

①P in P→一番オーソドックスな方法であるがゆえに将来この方法が使えなくなるリスクが小さい。予備として覚えててもいいかも?

②-③YouTube-VJ/簡易VJアプリ→フルスクリーンでの投影ができるという特性から、VJがいないイベントなどでのお手伝いに使いやすいと思います。UIも結構良く、選択肢として有用。ただし、YouTube側の仕様変更で挙動が変わってしまうリスクは少しある。

④Grubduct→導入は他のソフトより複雑だがタブごとにSpoutを生み出せるのでResolumeのマスク用にしたりチラ入れしたりVJソフトでの使用方法の選択肢が高い。ニコニコに対応してるので例のアレにも対応可

⑤⑥URL to Spout/Syphon、ytdlpSpout→別ソフトで簡便軽量なのが嬉しいところ。

VJソフトとの連携性に関してはピカイチかつ簡便。

 

ただし、ブラウザと独立したツールのため、読み込みは直でYouTube等を表示する系のツールよりはやや遅い。(いずれも5-15秒くらいはかかります)YouTube側の仕様変更により使えなくなることがあるため、出演の前日に挙動をチェックした上、他の方法もバックアップとして用意しておくことを推奨。

 

とりあえず今のところ知っている方法をいくつか共有させていただきました。

参考になれば幸いです。