VJの醍醐味!といえば
なんか映像をカチカチ切り替えていくタイプのアレですよね!
こんな感じ。
前公開したサンプルコンポジションには搭載してたんですが、今あるコンポジションに組み入れたいという方もいると思うので原理も含め組み方を載せときます。
大前提として・・・
Resolumeで動画を多重再生すると重いです。かつ、ステップシーケンサーは動画を4つ同時再生する以上の負荷がPCにかかります。
なので
1.使用する動画は予めDXVまたはhap等再生の軽いコーデックで変換しておき、可能であればSSDに入れておく
2.PCのスペック次第ではVirtualDJの同時動画読み込み数を減らす、他のソフトと同時使用しないなど工夫する。
このあたりを心がけてください。
VideoRouterでレイヤー1を拾う→次のクリップへ→レイヤー2を拾う…をAutopilot(次々に動画を再生する機能)で切り替えるみたいな感じになります。
作り方
1.使いたい動画をResolumeAlley等でDXV等軽いコーデックにあらかじめ変換します。
2.ご自身のコンポジションの中でステップシーケンサーを発動させたいところにステップ数+1のレイヤー数あけます。(2または4層がオススメです)
3.その上層にVideoRouterを以下のように設定します。
AutoPilot?はじめて聴く言葉ですねえ。って人もいると思いますがようは左右にならべたクリップを勝手に行き来してくれる機能です。
設定すればの「Autopilot」の方向に「Beat」の拍数ごとにクリップを移行してくれます。
なので
「Layer1を拾うVideoRouter」→「Layer2を拾うVideoRouter」→「Layer3を拾うVideoRouter」→「Layer4を拾うVideoRouter」を1拍ごとに切り替えればステップシーケンサーになります。
なので
4拍目までこんな感じで作っていけば汎用素材をつぎつぎ回すような表現が作れます。
原理的にはこんな感じです。
レイヤー5を切れば1-4の素材を混ぜていく感じに、レイヤー5をいれれば拍ごとに切り替わります。
もちろん汎用の素材を入れていくのが王道ですが、こんな使い方もあります。
こんなふうにSpoutやVideoRouterなんかも入れられるので、どこかの階層にSpoutでVirtualDJ飛ばせば、PV等の素材を4拍に1拍だけ出すみたいなのもできます。
もちろんSpout+エフェクトとかVideoRouter+エフェクトとかも載せられるので、
1拍目に元画像、3拍目に白黒反転の画像みたいなのも作れます。
これ使うと素材ないときでもBPMに反応する表現したり、リミックスでいろいろやったり幅広がります。
とっても重いといえば重いですが、使ってて楽しい!と思うのでぜひ使ってみてください。
次回