ごーぐる部-「ゼロ(円)から始めるVJ生活」

初級者でWindowsなアニソンVJが自分なりにいろいろ書いた備忘録。Resolume/RekordboxLyric/OBSVJ等の記事が多めだと思います。

配信VJのやり方的なやつ RTMPってなんですか?(わたしもわかりません)

めちゃくちゃ久しぶりですね。

 

2か月ぶりくらいの更新。

 

今回は配信VJについてです。初歩的なものぐらいしかかけないしわたしも習得したのは最近なので拙いですが・・・

 

(もう既にやってる人からしたら常識的な記事です)

 

これからの時代ですが配信イベントにおいて遠隔からVJすることがたまに求められることになる可能性があります。

 

まず前提としてなぜ配信VJが遠隔で実現できるか?みたいなお話です。

 

結論からいいますが、答えは「配信というのは音を任意に遅らせることができるから」です。

 

なのでDJから動画をVJがリアルタイム受信+VJプレイ→オペレーター・配信サイト、という形で配信でも音に合わせたプレイが楽しめます。

 

なのでDJが現場だけどVJが遠隔、とかはほぼ実現不可だと思っててください。

 

逆はいけます。

 

ちなみに参考にさせていただいた資料がこちらです。VRizeのテクニカル回。配信のやり方が詳しく説明されてます。

 

 

www.twitch.tv


配信のやり方についてはこちらで習得できるかと思いますがVJ目線から一応整理してみます。 

 

とりあえず知っておいてほしい用語

 

RTMP以下のサイトを参照してください。

 

e-words.jp

 

ぶっちゃけると私もこの説明見てもわかりません。

 

一言でいうとrtmp://xxx.xxx.xxx.xxx:xxxx/  というURLとそれに対応したソフトを使うことで互いのPCに動画をリアルタイムで送信できるらしいです。

 

で、そのRTMPを再生できるソフトにこのブログで以前紹介したVLC Player」と最近いろんな配信でおなじみの「OBS Studio」があります。あとは高度な配信してる人だとUnityでVJ画像受け取って3Dでクラブを作ったりしてる人たちもいます。すごい

 

でそのVLC PlayerやOBSは以前も紹介した通りNDIというものが使えます。つまりResolumeやGrandVJにリアルタイムで像が送れます。

 

 VLC-NDIの設定の仕方は以下の記事を参照してください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

で、像の受け取り方ですね。

 

像を受け取る場合にはポート開放とIPアドレス固定、といったネットワークでの準備が必要です。

 

ポート開放というのはようは自分のPCにほかの人が配信などできるように道を開けてあげる行為です。

 

uxmilk.jp

 

代表的なポート開放が必要な例としてゲームのminecraftがあります。

 

minecraftで誰かがサーバーを立てればそこで対戦などができる、ということらしいです。

 

なのでポート開放の手順についてはminecraft ポート開放 (ルーターのメーカー)」と検索すると結構出ます。

 

↓詳しく書いてあるサイト

www.akakagemaru.info

 

ざっくり手順をまとめると・・・

 

1.説明書等参考にしてルーターの設定変更ができるURLにアクセス

2.ポート転送設定。変換対象ポートは1935(後ほど紹介するrtmp relayerの初期設定)を推奨。

 

で、次が重要なのですがこのポート開放、設定しただけではほかの人が像を送っても受け取れるわけではないです。

 

ようは、そのポート開放が必要なソフトやゲームが起動している状態じゃないとほかの人が入ってこれません。

 

で、このrmtp://の受信時に道を開けるソフトなのですが「rtmp relayer」を使います。

 

 

tokaisodachi.com

 

f:id:ino2408m:20201012003303j:plain

起動してほぼ初期設定でStart押すだけです。

 

大事なのはStart押さないと動画の送受信ができないことですね。

 

検証サイトでポート開放できないとか言われて焦った・・・

 

Startを押したら以下のようなサイトでポート開放のテストをしましょう。

 

www.akakagemaru.info

 ここまでが下準備です。

 

DJ→VJ→オペレーターの基本的な形で配信VJをする場合だと以下のパターンが考えられます。(DJ&VJ→オペレーター側で合成もありますがこっちのほうが手軽)

 

1.DJの動画(カメラ映像)とVJの動画をただ単に合成

2.DJの動画をVJソフトに取り込んでエフェクトやスイッチングする

 

1.DJの動画とVJの動画をただ単に合成

 

VLCビデオソースで像を拾ってOBS上で合成してやればOKです。

右クリック→「VLCビデオソース」→「+」→「PathまたはURLを追加」でいけます。

 

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URLはポート番号いじってなければ

 

rmtp://localhost/live1/(ストリームキー)

 

のかたちになります。ストリームキーは番号付けるなり演者の名前にするなり分かりやすくするといいでしょう。


VJソフトからの像の拾い方ですがテレビ等の画面に投影してOBSで画面キャプチャが分かりやすく負荷も軽い気はします。(一番安く済むのがダミープラグ)

 

www.amazon.co.jp

 

使い方は後日説明します。

 

ResolumeやGrandVJであればNDIを使って飛ばすのもありです。

 

f:id:ino2408m:20201014001621j:plain

 

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ResolumeであればOutPut→Network streaming(NDI)から出してOBSのNDI Sourceから拾えばOKです。

 

そのまま重ねるとうまく重ならないので工夫が必要になります。

 

重ね方ですがDJがグリーンバック使ってるならDJの映像とVJの映像を重ねたうえでDJの映像にカラーキーでフィルタ入れましょう。(グリーンバックの種類によっては「クロマキー」のほうが抜ける場合もあります)

 

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もしうまく緑が抜けない場合は「類似性」を調整したり「色キーの種類」→カスタム色など試してみてください。

 

DJが部屋等を映した画像に対しVJを薄くして重ねるときはVJ画面のほうにフィルタをかけ透明度を調整します。

同じく「フィルタ」に「色補正」→「不透明度」があるのでそちらで調整しましょう。

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2.DJの動画をVJソフトに取り込んでエフェクトやスイッチングする

ResolumeやGrandVJ等でDJの映像を取り込むとDJがグリーンバック使ってるときなんかはDJを消したり増やしたりあとはDJを線にしたり虹色に光らせたりできます。

 

形としては

 

VLCで動画と音声を受け取り→NDIでResolumeやGrandVJ等からOBSに動画を飛ばす→OBSでVLCビデオソースで音声を、キャプチャかNDIでVJソフトを取り込み合成、といった感じです。

 

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音声はVLCオーディオインターフェース等→OBS、もしくはデスクトップ音声を拾うか、もしくはOBSのVLCビデオソース等で拾うといいかな?と思います。

 

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↑デスクトップ音声で拾うパターン。雑音乗ることがあるので注意してください。

 

VLCビデオソースで拾う場合は受け取ったソースを最小化するなり透明度を上げるなりしてうまく音声を取り込んでください。

 

 

 うまく組めれば

フェーダーを下げるだけでDJが消せる!楽しい!

 

って感じですね。

 

ちなみにグリーンバックの映像をDJが送ってきたときはChromakeyというエフェクトで抜くことができます。

 

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遅延の調整

 

先ほども述べたとおりOBSには音声を遅らせる機能がついています。

 

特に後者の方法だとなんか音にあってない気がする…ということもあるのでそのときにはプロパティで調整しましょう。

 

厄介なことにモニタリングの時点では音は遅れませんが配信を見る側では調整された状態になります。

 

録画機能などでチェックしてみるといいでしょう。

 

音声ミキサーの歯車マーク→オーディオの詳細プロパティのなかにあります。

 

「同期オフセット」を調整していい感じに映像と音声のタイミングを合わせましょう。

 

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ちなみにDJへの配信指示にはDiscordがいいと思います。

(なぜかというとゲームのために無遅延を目指しているので)

 

画面配信もできるのでそれでDJの画面を飛ばしてもらえればクラブでVJしてるみたいな画面を見て次の映像を選ぶ的な流れでVJができます。

 

まとめると、

・ポート開放すればOBSとVLCで他の人の像が受け取れる

VLCはNDIに対応してるのでVJソフトに取り込めます。DJも消せる

 

ってことです。

 

ってことで配信のやり方でした。

 

#それたい ことそれでも配信がしたい!

とか #オタドア ことOTAKU_DOORSを不定期に開催してDJやってるので見てみてください。(ダイレクトマーケティング

 

www.twitch.tv


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よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Resolumeを使ったプレイリスト型VJオペレーションの実例 -RekordBoxLyricDVJ&ライブ向けー

先日はそれでも配信がしたい!(#それたい)でえんまーるさんと私の番手でVJしました。

 

楽しくできました!見てくださった方ありがとうございました!

 

 

f:id:ino2408m:20200726102802p:plain

 

https://www.twitch.tv/nomark_ch

www.twitch.tv

↑チャンネル登録よろしくおねがいします。アーカイブもあるよ!

 

 

 

特に自分の番手ではDJ+VJというスタイルでやってみましたが

 

正直な話曲も映像もその場で選んで・・・ってやるのはなかなか難しいものです。

 

なのでResolumeでプレイリストを組んでやってみました。

 

Resolumeの特色として「レイヤーがプレイリストの役割を果たす」「カラムでの縦素材管理が可能」という特徴があります。

他のソフトと比較して「コンサートなどセットリストが決まっている場合の映像オペレーションに向いている」と言われることもあります。

 

結論としてですが、下のようにすればOKです。

 

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ポイント

1.BPMSync

 

基本的な設定はBPMSyncがおすすめです。(2曲通しで素材使う場合再生位置が飛ぶことがあまりなくなるので)

 

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2.LayerTransitionControlとMIDI設定

 

LayerTransitionControlを出し、複数レイヤーの左右ボタンにMIDIコンの適当なボタンを振ります。

 

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TransitionControlを出しておく。

これで左右切り替えをMIDIコンに振ったりできる

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3.トランジション時間を変える

 

デフォルトだとカットトランジション(カットだけに「カッ」と一気に切り替える…w)のため、トランジションの時間を調整するTバーをちょっと上げておきます。

 

上まで振り切ると10秒で切り替えるもっさりしたやつ・・・なのでほんのちょっと、画像に載ってるくらい上げてもらえればいいと思います。

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数値でも指定可能です。Layerのところにあります。体感1秒だと長いので0.5sくらい?

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3.Oppacity調整

 

Oppacity(不透明度)はクリップごとにある程度設定しておくと楽になります。

 

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必要に応じてColoizeで色変したりエフェクトもかけとくと楽です。

 

4.サビなどで入れたいエフェクトや素材もそこで読み込んどきます

 

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こんな感じにしてサビやドロップで上げると曲に合った表現で一段階映像が盛り上がる!みたいなのを事前に組んでおく感じですね

 

5.疑似のゼロクリップを作っておく

LayerTransitionControlでカラムに空のクリップ(カラムにからのクリップ…w)あると左右ボタン押したときに飛んでしまうので、擬似的に何も起きないクリップを作成しておき、空いてるところをこのクリップで埋めます。

 

名前的にいいのが思いつかなかったからNONEクリップって名前にしちゃいましたがプログラミング畑の人にはたぶん気持ち悪いと思うのでお好きな名前にしてください。

 

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ここからNoneクリップがない状態で切り替えるとLayerTransitionControlで左右行き来するとき空のクリップを飛ばしてしまうので、

 

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空いたところにNONEクリップを入れて縦で管理するとわかりやすくていいです。

 

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Noneクリップの作り方ですが

 

VideoRouterとかだと重くなる気がするのでSourceのSolidColor入れてOppacityを0にするのがいい気がします。(たぶんもっといい方法はある気はしますが・・・)

 

 

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注意ですがNoneクリップが入ってるところにエフェクトをドラッグアンドドロップすると0の画像に対しエフェクトがかかるため、何も起きません。

 

なのでエフェクトをクリップとして登録するときはかならずNoneクリップを消してから入れましょう。

 

6.RekordboxLyricを使う場合

 

RekordBoxLyricを使う場合、クリップ同様にそのレイヤーに左右ボタン振っておけば、Deck1→Deck2→Deck1…というように映像素材と同時に参照デッキが切り替わるので楽です。

f:id:ino2408m:20200726115225j:plain



 

 

 

初期設定は前の記事を参照してください。

 

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

 

 

7.曲名や紹介シートの画像使う場合

 

事前に曲名カードや曲紹介カードみたいな映像素材つくった場合などはResolumeで完結するとあとの操作が楽です。

 

どこかのレイヤーに読み込んでTransformで位置や大きさなどを決めてあげてください。

 

画像の大きさが同じであればクリップごとよりはレイヤーごとで値を決めてあげるといいと思います。

 

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ちなみにそれたいの私の配信では、

 

こんな感じのセトリ画像を作って、

 

f:id:ino2408m:20200726120337j:plain

 

拡大して貼り付け、

LayerのTransformでPosition(X)を時間で動かす→AutoKeyで黒を透過させる→Cropで切り抜く→クリップごとのTransForm(Y)の値で表示位置調整、で曲紹介の画像を入れてみました。

 

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今回は時間ないのでセトリのスクリーンショットでやりましたが、Excel等でフォント変えればもうちょっといい感じのも作れるかもしれません。

 

DJソフトの曲表示位置が変わらなければ、DJ中の画面をなんらかの方法でリアルタイムでスクリーンショットしながらDeck1用の設定→Deck2用の設定・・・と上記レコボリリックの理屈で切り替えるのもいいかもしれません。

 

 

ということで、Resolumeの左右トランジションを使ったコンポジションの組み方でした。

 

 

ここまでやるとDJプレイしながら曲が変わったときにひとつMIDIコンのボタンを押すみたいな感じで背景を変えていくことができますし展開に合わせてフェーダーを上げ下げするだけでVJができます。Resolumeで配信画面完結するのでOBSの画面組みも複雑すぎず良いと思います。

 

私の先日のプレイの場合だと、

①背景切り替え

②エフェクト切り替え

③RekordBoxLyricのテクスチャ切り替え

④RekordboxLyricのデッキ切り替え

⑤曲名表示

 

をワンボタンで実現してます。DJしながらでもなんとかVJできる範囲に収まりますし、普段VJやってない人でも曲変わったらボタン押してね!とかサビでフェーダーあげてね!とかで操作すぐ覚えられると思います。

 

もちろん配信DVJに限らず、セトリが決まってるDJさんやライブの対応、特定の曲でやりたいことをどこかのレイヤーやデッキに組み込んでおく、などいろんなことに使えるかと思います。

 

セトリが直前に変わってもそのカラムの映像をちょっと変えたりほかのカラムから一時的に借りたり、気分で素材入れ替えたりできるので、柔軟な対応もある程度可です。

 

コンポジションは大きく崩すことにはなると思いますが、かなり楽に派手なDVJできるようになるのでぜひ活用してみてください。

記事まとめ

目次的な記事です。

 

はじめに

このブログは主にWindows環境における各種ソフトの使い方を記したものになります。

近年だとアニクラ等かなりの割合のイベントでVJが必要になることが増えてきました。

また、2020年の配信ブームにより配信等でもDJ文化が発展してきており、VJをつけたいという声もちらほら聴かれるようになりました。

 

その一方でDJ人口の増加に対し、VJ人口が追いついていないのも事実でして、やはり「難しそう」「敷居が高そう」というのが理由でなかなか増えないみたいな現状がありました。実際、VJはじめるときには私も情報収集に苦戦したところはあります。特に初心者~中級者向けの情報は少なく、試行錯誤しながらいろいろやった覚えがあります。

 

そういった経験から立ち上げたのが当ブログです。せめてその最初のステップだけでもお手伝いしたい。専門家ではないのでまだわからないことも多いですが、「生徒目線で他の生徒のために書いたいい感じのノート」を目指していきます。文体が独特だったり読みにくいところもあるかもしれませんがみなさんの力になれば幸いです。

 

1.VJ基礎関連

老若男女におすすめのとりあえず「始める」「これからはじめたい人」向けのシリーズ。

 

 

PCの選び方です。今のところ2022時点。

 

ソフトの選び方です。無料や低価格ソフトについても。

 

打ち合わせについて。オーガナイザーさんや会場側の方も読んでもらえるとありがたいです。

 

2.Resolume関連

愛着の湧きやすいVJソフトことResolumeの記事関連。実用中心です。

 

 

基礎操作・実用操作例系

Resolumeの実用操作を思いついた限り記したものです。

 

 

 

アニクラ

PV原画等ある時向けのVJ方法(Spout等)についてです。

クラブミュージックよりアニクラで使いたい人向け。

 

制作物

Resolume向けのサンプルコンポジション、エフェクト等です。Resolume7向け。

 



その他ツール連携

 その他ツールを使ってResolumeを楽しくする方法が書いてあります。

 

3.RekordboxVideo/Lyric

今流行り(?)のRekordBoxLyricに関する記事です。

 

基礎系

基礎的な操作方法はこちらを参照してください。

VJさんとの連携手順についても書いてあります。

 

Rekordbox Video

 

 

 

応用系

ちょっと凝った表現したい時などに読んでみてください。

 

 

 

配信系

RekordboxLyricを配信で使いたい人向けです。DJさんにも。

 

 

4.OBS Studio&VLC

無料、ノンロゴでシームレスな映像オペレーションをするためのシステムづくりについてです。また、OBSとVLCはResolumeと一緒に使っていろんなことができるのでResolumeユーザーにも。

 

 

  

 

 5.Virtual DJ

アニクラ勢にはおなじみVirtual DJの記事です。

キーボードマッピングや各種ソフトの連携など。

 

 

6.その他

その他のソフトやハードについてです。

 

 

  

Youtubeチャンネル

ソフトの動作を動画で見たい人向けです。

基礎講座はこちらで。

 

★このページは気が向いたら更新します。

★記事リクエストや質問はTwitterでお願いします。

https://twitter.com/msbt_ss

★Discord等での相談にもおそらく乗れると思います。TwitterのDMを通してもらえればできるようにします。

TouchDesignerで仮想MIDIコンを作る 複数のソフトを1つのコントローラーで操作

ということで私も完全には理解してないですし教えてほしいことも多いくらいなんですけど、

 

TouchDesignerの記事書きます。

 

この方法が正解ではないし私もプログラミング畑の人ではないのでもっと効率の良いシステムの組み方あるとは思うのですがとりあえず私はこうやってます!みたいな記事です。

 

場合によってですが、

①ひとつのMIDIコンで2つ以上のソフトを動かしたい

(LaunchPadとかだと公式のツールでch分けまではいけますが複雑な動作組みたいときとかにも応用できます)

ゲームパッドやキーボードショートカットなどの入力をMIDI信号として出したい

③音に反応してMIDI信号を出すようなシステムを作りたい

④なんかプログラミング的に絵を作りたい(音に反応する!のを細かくいじりたい、とかDJさんの体にオブジェクト追従したりとか)

⑤VJシステムを自分なりに組みたい

 

③-⑤は詳しい人に聞いてください…ですが①-②ならなんとか現場で使えるようにはしたのでどうやってるのか書いてみます。

 

そもそもTouchDesignerって?。

 

私も説明できない…

 

まあ、クリエイティブコーディングとか呼ばれるやつです。

 

qiita.com

 

基本的な使い方は下記のサイトにあります。

ted-kanakubo.com

 

とりあえず初歩的なやつとして、

・VDJとResolumeをナノコン1台で動かすやつ

・VDJとrekordboxの再生ボタンを連動させるやつ(レコボリリック向け)

ゲームコントローラーやテンキーをMIDIコンにするやつ

 

つくってみます。

 

必要なソフト

・TouchDesigner

非商用の範囲なら無料で使えるみたいです。商用のみ料金が発生します。

 

https://derivative.ca/download

 

 

derivative.ca

 

このサイトの「Get TouchDesigner」からPCにあわせてダウンロードしてください。

 

・LoopBe1

仮想MIDIドライバです。MIDI信号を受け取ったり送ったりできます。

こちらも非商用なら無料です。

 

 

f:id:ino2408m:20200712020015j:plain

一番下のsetuploopbe1 から落とせます。 

 

各ソフトをDLし、インストールしてください。

 

下準備

loopBeMonを起動します。

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TouchdesignerでMIDIコン等の初期設定をします。

1.MIDIコンを使う場合は接続し、TouchDesignerを開く。

2.「Dialogs」→「MIDI Device Mapper」→「Create New Mapping」でMIDIコンを追加します。

 

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3 .信号を変換したいMIDIコンと「LoopBe Internal MIDI」をIn DeviceとOutDeviceに登録します。

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ここまででMIDIコンの設定はOKです。

 

あと、Preferenceより「Stop Playing when Minimized」を✕にします。(これをしないとTouchDesignerがアクティブじゃないときに機能が使えません)

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 ここまでが初期設定です。

 

基本的なMIDI信号変換について

実際にMIDIコンの信号を変換してみます。

 

使うOperator(部品)について軽く説明します。

MIDI IN」「MIDI OUT」…MIDI信号を受け取ったり拾ったりします。

「Select」…前のCHOPの成分を選んで抜き出します。信号の名前を変える機能

もついてます。

「Merge」…信号を統合します。

 

 

1.File→Newで新規プロジェクト作成。

 

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 2.右クリック→ADD OperatorからCHOP→「MIDI In」を選んで配置します。

 

f:id:ino2408m:20200713203159j:plain

 

3.MIDIコンの対応させたいキーやフェーダーを動かすとこんな感じで数字が出ます。

127→そのフェーダー等の大きさ

ch11→MIDIチャンネル

ctrl24→MIDIのCCとかNoteとか(どこのボタンを押したかを識別するやつ)

f:id:ino2408m:20200713203544j:plain

 です。

 

4.右クリック→Add OperatorからCHOP→「Select」を選んで配置し、さきほどのMIDI INとつなげます。

 

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5.Selectの設定画面より以下のように設定します。

Channel Names:右の三角印から反応させたいMIDIコンのボタン等を選びます。(手順3で動いたもの。)

Rename to:ch〇〇c〇〇またはch〇〇n〇〇

(使用していないチャンネルを入れてください。)

c〇〇はCCと呼ばれる信号を出します。

nはNoteと呼ばれる信号を出します。

少し挙動が異なりますがCCはフェーダーやノブ、Noteはボタンにおすすめです。

 

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6.右クリック→Add OperatorからCHOP→「Merge」を選んで配置し、さきほどのSelectとつなげます。

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6.右クリック→Add OperatorからCHOP→「MIDI OUT」を選んで配置し、さきほどのMergeとつなげます。

 

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7.MIDIOutを設定します。

まず、「Dest」からDevice IDをさきほどMidi Device Mapperで「LoopBe Internal MIDI」に設定したIDにします。

f:id:ino2408m:20200713231445j:plain

次に値の補正のため、「Note」「Control」から「Normalize」を「None」にします。

f:id:ino2408m:20200714011029j:plain

 

f:id:ino2408m:20200714011157j:plain



 

これでとりあえずひとつのキーやフェーダーのMIDI信号変換までできました。

 

8.複数設定したい場合はSelect2...を同様に作りMergeにつないでいく。

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 select1まとめて書く方法もありますがRenameトラブル起きやすいみたいなので私はこのほうが好きです

 

Mergeを使わない書き方もありますが個人的には上の方がRenameの対応がわかりやすかったり機能拡張しやすい気がする・・・

 

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 お好みで。

 

結局midiout1に集約されてればOKです。

 

 

これで仮想MIDIコンとして動きます。

 

例えばVirtualDJで使用したい場合だと、コントローラーに「loop Be Internal MIDI」なるものができています。これが仮想MIDIコンになります。

アサインしたいフェーダー等を動かすと右のところに「12-SLIDER23」等が出るので、そこに設定します。

フェーダーやノブであれば「SLIDER」ですね。

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 こんなふうにして設定していきます。

 

使用するときはLoopBe1とTouchDesignerを立ち上げればOKです。

 

使用例1:ResolumeとVirtualDJをひとつのコントローラーで動かす

通常だとこの動作できないんですがTouchDesignerを通すといけます。

 

TouchDesignerでこんな感じに組みます。

 

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 フェーダーやノブ系は「ch〇〇c○○」系にRename。

 

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ボタンは「ch〇〇n〇〇」系にRename。

 

これであとはVDJに入りいろいろ設定します。

 

こんな感じです。

 

あとはVDJに入り「loop Be Internal MIDI」をMIDIコンとして設定します。

 

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おすすめはこんな感じです。

 

わたしはBeatJumpと再生停止を振ってます。

 

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スポイトマークで欲しい機能吸い取って前に「deck ○(1,2,left,right)」をつける感じでいい感じにマッピングできるかと。

 

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特にピッチをノブで調整するとやりやすいと思います。

 

あとはこのままVDJでNanoKontrol2を無効にすれば3-8のフェーダーをResolumeで使うなども可能です。

 

立ち上げるソフトは多くなりますがUSBハブいらなくなったり荷物減らせるので運用に合う人にはいいかもしれません。

 

使用例2:VDJとRekordBoxLyricの同時再生

VDJとRekordBoxLyricを同時に再生するボタンなんかもつくれます。

ただしDJ2GO2などのDJコンはVirtualDJとTouchDesigner両方で使えないので、下記のキーボードマッピング変換やNanoPad、LaunchPad等を使うことになるかと思います。

 

シンプルに信号変更するやつだけ作ります。

 

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今回はCh13をVDJ、Ch14をRekordboxとします。

 

2つのソフトに「LoopBe Internal MIDI」経由で「Play BUTTON」をマッピングする。

 

VDJでは下記の通り。Ch名、ノート名ともに1少なく表示されるので注意。

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Rekordboxの設定に移る前にTouchDesignerでVDJ側をDisconnectしておきます。

 

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RekordBox側でも「LoopBe Internal MIDI」をMIDIコンとしてPlay Pauseをアサインする。

 

MIDI OUTもアサインされますが、これが入ってると再生と停止が同時に押される挙動になるので必ず空にしてください。

 

 

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アサインし終わったら、TDのConnectをもとに戻す。

 

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これで設定したボタンを押すとVDJとRekordBoxが同時再生されます。

 

使用例3:テンキー・ゲームコントローラー・キーボード等をMIDIコン化する

TouchDesignerにはこれらの入力機能がついてるのでMIDI INの代わりに入れるとMIDIコンになります。

 

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右クリック→「Add Operator」内に「joystick」「keyboard in」などがあるので、それを上同様にSelect→Merge→MIDI OUTとつなげればOKです。ただし、このときの入力値はMIDIコンのときは0-127だったのに対しジョイスティックやキーボードでは0-1のため、MIDI OutのNormalizeを0 to 1にしてください。

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あと、ジョイスティックをつかうとき十字キーは-1~1の値を出すことになるので、使いたければ信号を分ける必要があります。

「 Select」で信号を分けて「express」で場合分けして「rename」って感じですね。(たぶんもうちょっと簡単な方法があるはず・・・)

 

1.右クリック→Add OperatorよりJoyStickを追加。Selectで各ボタンを抜き出す。

A,B,X,Yボタンに関してはこんな感じです。

 

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2.十字キーやスティックはちょっと組みにくいです。

Selectで信号を取り出し、Expressで条件分岐します。

難しく見えますが、me.inputValというのは入力された数字で、それが0以上なら1を、そうでなければ0を吐いてください。という感じです。

 

 

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これの下に「1 if me.inputVal < 0 else 0」というexpressも追加します。

 

こんな感じです。

 

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 それぞれにRenameを接続し、MIDIコンの信号名「ch〇〇n〇〇」に変換してMergeにつなぎます。

 

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これで十字キーやスティックも扱えます。

 

全体としてはこんな感じになります。

 

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あとは上記同様、使いたいソフトで「LoopBe Internal MIDI」をMIDIコンとして登録し、ゲームコントローラーをいじるとMIDIコンっぽい動作をします。

 

工夫すればスティックでフェーダー等もいけるかもですが正直難しい気がする。

 

FAQ

Q1:VDJとかでLoopBe Internal MIDIを登録してMIDIコンを動かしても反応しない

A1:「下準備」を確認し「LoopBe1のソフトが立ち上がってるかどうか」「Stop Playing when Minimized」が✕になってるかどうかを再確認してください。

また、TDを立ち上げてからMIDIコンをつなぐと反応しないことがあります。

 

Q2:MIDIコンでノブとかフェーダーとか動かすと一気に動いてしまう

A2:MIDI OutのNormalizeの設定がおかしい可能性があります。

「None」か「0 to 1」の正しい方で設定してみてください。

また、VirtualDJの場合、フェーダーを「ENCORDER」「JOG」「BUTTON」のどれでマッピングするかにより挙動が変わるので、しっくり来るものを選んでください。

 

Q3:構造が複雑なのでかんたんにしたい

A3:ここまでがわたしの限界・・・なので日本語ページとか読むか有識者に聴いてください・・・

 

 

ってことで仮想MIDIコンの作り方でした。応用すればMIDIコン減らせたり、操作しやすくなったりといろいろ便利なので、いろいろ試してみてください。

 

Youtubeでの解説を始めました

あんまり喋るの得意ではないんですが、Youtubeで動画を最近作ってます。

 

ブログの内容をさらにエントリー向けにしたものなのでこれから始める人向けです。

 

用語についても丁寧に説明してるのでいかんせん長いですが、ぜひ見てみてください。

 

動画の解説。

 

VJをこれから始める人とか興味ある人向け。VJソフトでなにができるの?とか予算とかについて説明してます。

 

実際に始めようとしている人向けに最初に買う機材とソフトについて説明してる動画です。

 

アニクラ等でのVJの主流であるVirtualDJについて、基礎操作から応用的な操作までを1本にまとめたものです。使えたらカッコいい使用法やわかりにくいループやマッピングなどについても説明してます。長めではありますがVDJ使う人はこれ1本でOKなスタンス。

 

 

Resolumeについて、動画を再生して重ねる、エフェクトを管理するなどの基礎操作を説明してます。とりあえず買ったけど何したらいいかわからない、そもそも操作がわからない人がとりあえず手動で動かして楽しくなってくるまでを説明したものです。

 

 

 これからも動画はちょくちょく更新していくので、チャンネル登録等よろしくおねがいします!

 

ちなみにこの動画に出てるキャラは誰ですか?「映野ごぐる」っていいます。よろしくおねがいします。

 

男の子っぽい服装してるけど女の子って設定だよ!

 

 

間違ってもボイスチェンジャーで声を低くしてはいけない(戒め)あと、福島特有のイントネーションが入ってるけど気にしないでください

 

興味ある人はVRoidでみんなバ美肉しましょう。

 

 ってことで動画の紹介でした。

 

視覚効果をすぐ切るんだ。(WindowsでVJやる人へ/壁紙ドーン現象の解消)

久しぶりに記事を書く気がします。

 今回は解説動画もつけました。よかったら見てみてください。

 

 

この前相談があったのとたまーに現場でも見るんですが、

 

タスクバーからソフトを選ぼうとするとVJ画面が消えて壁紙が出てくる・・・ってことがあります。

 

特にVJのとき2つ以上ソフト動かすとき、タスクバーにカーソルあるとなってしまいます。

 

 

これの原因なんですが、Windows10にはいろんな視覚効果があります。

 

ウィンドウをおしゃれに並べてみたり、どのソフトがうごいてるかわかりやすくしたり、ソフトのプレビュー出したり・・・ですね。

 

特にこの「ソフトのプレビュー出す機能」がVJ中悪さをします。

 

VJやプレゼンにおいては送出する画面が消えることがある、負荷があがるなど正直邪魔です。

 

切り方はこんな感じです。

 

Windows10であれば左下の画面のWindowsアイコンを右クリック→「システム」→「システム情報」→「システムの詳細設定」→詳細設定タブの「パフォーマンス」から視覚効果の設定ができます。

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パフォーマンスオプションからカスタムを選び、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」のみONにします。(ちなみに悪さをするのは下にある「プレビューを有効にする」これにチェック入ってるとタスクバーにマウスカーソルある時フルスクリーン解除になってしまいます。)

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上記の設定ならVirtualDJとResolume使う場合でタスクバーにカーソルある場合でも画面が消失せずにすみます。

 

あとはWindowsの余計な視覚効果を切れるので、シャレオツではなくなりますが動作が軽くなります。

 

もし現場でVJやってて画面が壁紙にたまになるんだけど・・・って方はぜひ試してみてください。

 

 

 

 

明日からできるResolume講座 #8 TimeSwitcherでカチカチしよう

なんか配信とかみててVJやりたいなーって思ってる日々が続いてますね。

 

今日は特に4つ打ち、同人、リミックスなんかで使えるかなーなTimeSwitcherについて。

 

BPM連動の仕掛けとしては以前紹介したステップシーケンサーもあるんですが、TimeSwitcherのほうがお手軽に制御できるし見やすいし動作も軽いような気はします。

 

ino2408m-pinv.hatenadiary.jp

 

サンプルはこんな感じですね。

 

 

 

 

 

 

組み方はTimeSwitcherの層を作るかクロスフェーダーに振る感じです。

 

動作としては、半上げするとBPMに連動する感じで動きます。

 

たぶん「2拍分の時間×フェーダーの割合」の時間だけ表示する挙動です。(つまり50%とか25%でいい感じにカチカチします)

 

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上の図だとLayer1とLayer2がBPMに合わせてカチカチしたものの上にVirtualDJの絵が乗ります。

 

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上の図だとLayer3が一拍ごとに出てくるのでアニメ絵⇔汎用素材みたいな感じでカチカチしてくれます。

 

このTimeSwitcherですがクロスフェーダーにも振れるので、Aにアニメ系素材振って、Bに汎用系振るみたいなのもわかりやすい気はします。

 

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クロスフェーダーの挙動はComposition→CrossFaderで決められます。

上図のようにしても汎用⇔アニメみたいな絵の出方になりますね。

 

人によっては下図のようにTimeSwitcher専用の層を作ってしまうのもありかと。

 

 

ちなみにTimeSwitcherを複数層にすると上のレイヤーが先に出てきて次のレイヤーが出てきて余った時間は黒くなるようになります。

 

 なのでMIDIコンでフェーダーを一番上にあげたとき50%とかそういう制御のしかたもいいかもですね。Pad系に振るのもおすすめです。

 

もちろんVideoRouter+エフェクトみたいなのもこれに載せられるので、2拍に1回エフェクトかけて、みたいな表現も面白いと思います。

 

BPM連動な表現になるのでドゥンドゥン打ってる曲でやると気持ちいいと思います。

 

(ちなみにVirtualDJからBPM情報送れたりするのでそれと組み合わせると楽しそうですね)(後日かきます)

 

Rekordboxからも行けるかもですけどちょっと独特の制御が必要になるかも・・・

 

ってことでTimeSwitcherでした。

 

そのうちたぶん配信系技術とかも書ければ…ですね